「今年は去年よりも良くなる」

2021年(令和3年)もあっという間に3ヶ月、4分の1が過ぎました。時間の過ぎ去るスピードが、年々早くなっているような気がしてなりません。

コロナ禍の影響もあるのでしょう。コロナ対策を常に意識し、人が集まる場所ではマスクをしなければいけません。

こんなご時世では人との繋がりも少なくなり、希薄な関係になってしまいますね。

大人数での会食、パーティー、イベントの数も減り、出合いも限られてしまいます。海外旅行も自由に行けないなんて、なんて時代なんだ!と嘆かわしい気持ちになりますね。

今のティーンズ、新社会人の若年層が、可愛そうでなりません。

青春ど真ん中の彼らにとって、今こそ仲間達と大いに騒いで、バカなことをして絆を深める時です。多くの人と出合い、恋愛もして、青春を謳歌していい時期なのに、コロナ禍が邪魔をしています。

私が同年代のころは、繁華街へ繰り出して、仲間達と大騒ぎをし、朝まで飲み明かすなんて、あたりまえの事でした。周りの大人達も温かい目で、見守ってくれていたものです。

バッパー(バックパッカー)をしていたころは、格安航空券を使って、世界中を飛び回っていました。あの頃に、こんな時代がやって来るなんて、想像だにしませんでした。

ですが、米マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏は5年前に人類最大の脅威は「戦争よりもウイルス」とパンデミックの発生をいち早く予言していました。
情報(インターネットワーク)だけでなく、ウイルスも世界中に拡散されるスピードは早い。

人間が自由に世界中を移動できるこの時代に、人間がウイルスの媒介をしているのだから、当然と言えるでしょう。結果的に人々は自由に世界を行き来することが出来なくなり、閉鎖的な世の中になってしまいました。
ウイルスによってパンデミックが起こることは、ビル・ゲイツにとって簡単に想像が出来たことなのでしょう。

最近のビル・ゲイツ氏のコメントには「新型コロナワクチンの開発と供給で科学がめざましい進歩を遂げている。「人類が1年で病気に関してこれほどの進歩を遂げたことはかつてなかった」とたたえています。

ワクチン開発には10年かかることもあるのに、科学者たちは1年足らずで複数の新型コロナワクチンの開発にこぎつけた。ワクチンが行き届けば「今年は去年よりも良くなる」と予測しています。

ネガティブなニュースばかりの現在、明るい未来の兆しが見えてきたように思います。

どんな形であれ、東京オリンピックも開催が出来れば、もっと、人々が前向きに未来へ進めるでしょう。はっきり言って、自粛生活はうんざりですよね。