バイク尾行で気付いたこと

先日、対象者の勤務先を割り出す調査をしました。対象の通勤手段はバイクで125ccのいわゆる小型二輪を所有していました。

昔の小型スクーターのイメージだと原付よりは早いが、大した加速性能はないくらいのものでしたが、最近の小型スクーターは中々、侮れない性能なのです。

小回りがきき、しかも加速するスピードも速く、あっという間にトップスピードに到達してしまう。(オートマギアの性能が格段にアップしているようです。)

私のバイクは250ccのオフロードバイクで、小回りが利き加速性能もいいのですが、単気筒なので高速走行はいまいちな感じです。

80kmくらいならなんともないのですが、高速道路でそれ以上出るとエンジンが唸ってるというか、少々キツいですね。

さて、尾行の方はと言いますと、最初は余裕だと思って着いていったのですが、走るにつれて激しい走りに変わってきました。

こりゃ、飛ばし屋さんではないですか。すり抜けは当然、直線はフル加速といったところです。

小型スクーターで所詮125ccでしょっと余裕だったのですが、少々侮り過ぎたようです。

途中から、バイク性能は互角と判断し、事故にも十分に注意を払いながらの尾行となりました。

無事に勤務先に到着し、証拠はばっちり押さえることができました。

しかし、最近のスクーターの性能は凄いですね。後方から見ていても、あっという間にトップスピード(100kmくらい…)に到達です。

中型400㏄の4気筒くらいなら、3速ギアで余裕の100km超えですが、単気筒では…さすがにね。

今までに10台以上のバイクを乗り継いできて、キャリアは20年ほどありますが、バイクも一昔の流行したタイプではないタイプのバイクが最近は多く走っています。

2ストロークバイクは排ガス規制の観念から、ほぼ絶滅危惧種となってしまい、独特のエンジン音を聞く機会も限られた感がありますね。

ゆくゆくはバイクもEVとなってゆくのでしょうか?シュワンツ、レイニー、ガードナー全盛時代を知るバイク乗り世代としては何か熱いものが失われてゆく感じがして、寂しい物があります。

フォーミュラワン(F1)もエンジンの規制やルールに縛られ、つまらないレースとなってしまい人気も右肩下がりのようです。

セナやプロスト、マンセル、シューマッハ、中嶋がいた時代の熱い激闘が今では遠い昔の伝説のようですね。

少々、話が脱線してしまいましたが、バイクでの尾行は危険が伴いますし、十分な危険予知をして取り組まなければなりません。

自分がしっかり運転していれば大丈夫とは言い切れないのです。車を運転している側から見れば、小さく発見が遅れがちになり、しかも予測不能な動きをする。

そういったことも含めて車の運転者目線が、バイク尾行をする上では求められると思います。

今回、尾行した飛ばし屋さんも危なかしくって見ていられませんでした。事故に遭う前に要所を押さえた運転技術と、無謀に飛ばす運転の違いに早く気付いてほしいと願うばかりです。

最近は肌寒くなり、バイクで風を切って気持ちよく走る季節はあと少しで終わりそうです。寒くなると防寒対策が必須となります。

以外と冷たい冷気を切りながらバイクで走るのも気持ちいい物です。防寒ができていないと、寒くてそれどころではないですけどね。

ネックウォーマーとヒートテックを着るだけで全然違いますので、これからバイクに乗る人は試してみてください。そんなの常識という方は更なる防寒対策を教えてくださいね。

オーストラリア ロードステーション