5月に入り気温もだいぶ上昇してきましたね。
張り込みをしていると、道行く人々の服装がだいぶ軽装になってきたと気付かされます。
探偵業務の仕事がら季節の移り変わりがよくわかります。
Tシャツやミニスカートで、軽やかに歩いている歩行者の姿が多くなってくると、夏はすぐそこに来てると感じますね。
4月は季節の変わり目であり、日中と夜間の温度差が激しいので、私も体調管理に十分気をつけてきました。
日中の車内は気温がけっこう上昇するので、上着を脱いで張り込みにあたります。
しかし、夜間が思った以上に冷え込んだりすると、着てきた上着では寒い場合もあります。
油断すると体調を崩してしまうのがこの時期です。
ところで、冬と夏ではどちらが、張り込みがやり易いと思いますか?
暑いのは耐えられるが、寒いのは無理という人や、その逆の方もいて個人差があると思いますが、私の場合は冬のほうがやり易いですね。
寒さの場合は、防寒対策で難を逃れることができるからです。
インナーにヒートテックを着込んだりカイロを使用したり、ダウンジャケットでフル装備すれば問題ないです。
でも、今年の冬に京都府で調査した、深夜の張り込みはフル装備のつもりでしたが、寒くて困難な調査になってしまいました。
雪が降り積もる中、ヤサに目を凝らしていましたが、足の先端からじわじわと凍えてきます。
カイロで対応するのですが、そのカイロの効き目が弱まるくらいの寒さでした。
張り込みを解除して、車外に出たら車の大部分が雪に覆われていて驚きました。
対応できる寒さにも限度があると感じた調査でした。
しかし、寒さが半端ではない東北や北海道の探偵の方々は、どうやって寒さを凌いでいるのか疑問に思います。
何かスペシャルな防寒対策があるのでしょうか?ちょっと知りたいですね。
張り込みで困難なのは暑さ対策です。まさにこれからの季節です。
エンジンをかけてクーラーを使用できる場面は限られています。ほとんどの場合、エンジンを切った車内からの張り込みとなります。
特に日中の車内となると、サウナ状態と化してしまいます。
夜間になると多少は涼しくなりますが、蚊の攻撃があり決して楽な状況ではありません。
これらの状況を打破するには、暑さや虫対策用の装備が全てです。
当然、小型のファンは必需品です。さらに保冷剤やアイスノンを小型のクーラーボックスに入れて車内の温度を下げたり、首に巻くネッククーラーで暑さを凌ぎます。
さらにアーチネクストでは秘密兵器の○○があります。
代表が去年から採用してくれたのですが、この効果は抜群のものがあります。
去年の猛暑はこの○○でかなり快適に張り込みができました。
企業秘密なので何であるかは教えられませんが、とにかく優れ物とだけ伝えておきますね。
さてさて、その秘密兵器と小型ファンを物置から引っ張り出して準備しようと思います。
暑い(熱い)張り込みがそろそろ始まりそうです。