新型コロナウイルスに警戒

ここ最近のニュースを賑わせているのが、新型コロナウイルスです。
中国、武漢で発生したこのウイルスは、どうやら野生動物から人に感染し、人から人へと感染が広まっているようです。

今のところ、収束する様子はなく、日本でも警戒を強め、対応を余儀なくされている状況です。

話が変わりますが、実は私、20代頃にバックパッカーをしており、世界中を旅していたことがあります。
中国、武漢にも行ったことがあり、おぼろげな記憶を辿ると、確か北京から汽車で洛陽へ行き、そこからバスで少林寺を訪問した後に、再び汽車移動で武漢に立ち寄ったと思います。

大して見るものはなかったのですが、数日滞在し、武漢からフェリーに乗り、長江を下って上海に入ったことを憶えています。
中国へはベトナム・ハノイから電車で国境まで行き、歩いて国境を越えました。

中国の印象は広大な大地と多民族国家。場所により、人の性格も様々だったことを憶えています。
南方はおおらかで優しい印象でしたが、北上を続け、漢民族の多い地域に入ると、性格がきつくなって、旅も辛い場面が多かったことを憶えています。冬の寒い季節に旅したことも要因ではありますが…

ま、出会った人にもより、個々の個人でも違いますが、概ねそのような印象を受けました。
あとは食文化の奥深さですね。大した知識はないのですが、旅の間に食べた中国料理の種類の豊富なことには驚きました。
有名な市場を見に行きましたが、食材の多さにも驚きでした。

驚いたのはペットを飼われている方には衝撃かもしれませんが、食用の犬、猫、亀、サソリ、ヤギ、猿などあらゆるものが、市場で売られていることでした。特に中国広東省、広州の市場はインパクトがありましたね。

諺か何かで、「中国人は椅子以外の物は何でも食べる」というのがありますが、市場を見て納得したことも20代の素直な頃の私のいい思い出です。


話を新型コロナウイルスに戻しますが、このウイルスの発生源は野生動物です。
武漢の市場に売られていた野生動物から感染が広まったのは間違いないようです。

一部の中国人のネット上の呟きに、「食べる必要のない(他に食べる物は幾らでもあるのに)野生動物まで食べるから、罰があたった」というのが、あったようですが確かにその通りかもしれないと思います。
過去にも中国でサーズが広まったときも市場が発生源だったと記憶しています。

そろそろ経験から学んで、一般的ではない、食用の野生動物の市場での取引は止めて、食べない選択をするか、中国政府が禁止させるべき時なのではと思います。

そんなふうに考えると、今回の新型ウイルス騒動は中国人民、危機管理が出来ていない中国政府の責任、人災なのではと自論ではありますが、そう思うのです。

今のところ、中国人以外の死者は出ていないようですが、パンデミックが起こり、諸外国に死者が出るようなことがあれば、中国の責任は重いです。

医療のしっかりした日本なら、感染しても重症化せずに回復できるようです。先日、感染したバスガイドさんが回復して退院したそうです。
抗体ができたようですし、日本人で感染した方々には嬉しいニュースですね。

私も尾行中に電車移動や人ごみに入る場面が多くありますので、マスク、手洗いで予防に努めています。温かくなるにつれ、新型コロナウイルスの猛威も弱まると思いますので、みなさんも予防に努め、拡散を未然に防いでください。

マスクもせずに、電車内で咳き込んでいる人を稀に見かけますが、意識を高く持ち、自分は大丈夫だと過信せずに対応していただきたいものです。

今年は東京オリンピックがあります。スポーツの祭典、健康第一にその日を迎えたいですね。