浮気調査の尾行術とポイント

今日までに数え切れない程の尾行をしてきた熱血探偵ですが、全てにおいて成功してきた訳ではありません。

ベストを尽くしたとしても、タイミングが悪かったり、予期せぬ邪魔が入ったりすれば、尾行は上手くいかないものです。

そこでバッドなシチュエーションのいくつかを、経験をもとに取り上げます。

①混み合っている、地下鉄構内などは、かなり調査難易度か上がります。
レアケースですが、ホームで並んでいる列を無視して、満員電車に乗り込む対象者はヤバいです。こちらも必死に乗り込もうとしますが、白い目で見られ、入り込む余地がなければ、ジ・エンドです。

基本的に混み合っている駅構内などの尾行は、かなり距離を詰めないと、すぐに見失ってしまいます。全方向に気を配り、集中力を高め、2名体制で対応すれば、ほぼ見失うことはありません。

②車両尾行の場合、赤信号のタイミングで先行された場合でも、信号無視をせずに対応できる方法が実はあるのです。(信号無視は道交法違反です)
2台体制であれば、尾行スキルをフル活用すれば、失尾することは殆どありません。ですが、相手によります。

運転が荒く、日常的に信号無視や、ウインカーを使用せず、進路変更をするような対象者は、追尾するのが厳しいだけではありません。
そのような運転をする人は、警察車両がいないか、後方からついて来ていないか注意しているので、尾行をすると、目についてしまいます。

ですので、2台体制で入れ代わりながら、尾行するなど、様々な対応が求められます。基本的に探偵調査はバレないことが大前提なので、必要ならあえて尾行を切って、先回りなどの対応をします。

アーチネクストでは、警戒心の非常に高い対象者でも、対応をできる事が多く、他社では不可能だった調査でも、これまでにも数々の証拠を押さえています。
そこで活かされるのは、長年の蓄積された経験値やスペシャルなスキルです。

物理的に困難な場面もありますが、全力を尽くし、警戒心のある対象者を出し抜いて、完璧な証拠を押さえたときの達成感は格別です。

対象者の警戒心を知っていて、諦めモードの依頼者様から、調査内容と証拠をお見せした際に、「神レベル」とお褒めの言葉を頂くときもあり、大変、やり甲斐を感じるときもあります。

さて、尾行についてですが、最も困難なパターンは電車を下りてからの、対象者の移動手段によります。

①歩いて自宅まで移動。これは、問題ありません。

②駅に迎えの車両が来て、自宅へ移動。これも、タクシーを早めに手配しておけば、問題ありません。

③駅を出て、タクシーで移動。これも、後続のタクシーをつかまえれば、問題ないでしょう。
ただし、相手側のタクシードライバーと探偵がつかまえたタクシードライバーの運転の仕方によって異なります。
タクシードライバーによっては、運転が荒く、スピードを出し、無茶をする人もいるので、対象者側のドライバーがその場合は、かなり困難となります。

また、探偵がつかまえたタクシードライバーが安全運転重視で協力的でない場合、ギリギリのタイミングの信号でも、停車されたりするので、このパターンも厳しい結果となります。

タクシーで尾行の場合、かなり運の要素が働きますね。
タクシーをつかまえて、直ぐに信号にひかかって、見失うパターンもあれば、神戸市から泉南市までの長距離を、見事に尾行してくれたドライバーさんもいます。

④駅を出て、駐輪場へ入り、自転車で移動。これが、最も困難なパターンです。
探偵1名が調査機材などの荷物をもう1名の探偵に預け、ひたすら走って追う。もう1名はタクシーでフォローします。(途中で交代、路地に入った際に走るために体力温存など)


スキルとかではなく、体力と走力が全てです。信号で何度も停止してくれれば、追いつきますが、ひたすら進まれると少しずつ離され、見失ってしまいます。

何かいい方法はないかと、模索していますが、キックボードやスケボーでは、うるさくて、即バレですね。こればかりは難しいです。

熱血探偵は筋トレ、ジョギングをやって、体力増強で対応したいと思います。

過去の調査では、走って走って成功した、思い出深い調査もありますので、また次回にでも、ブログにアップしますね。