盗撮Gメンが盗撮魔に!?

本来、盗撮を取り締まるべき県警の警視が、あろう事か盗撮していたというショッキングなニュースがありました。


山梨県警の生活安全部のナンバー2の警視(59)が電車内で盗撮を繰り返し、パソコンに350もの動画や静止画を保存していたようです。


この警視はJR身延線の電車内で女性を盗撮したとして、11日に県迷惑防止条例違反(盗撮)の疑いで甲府地検に書類送検され、停職6か月の懲戒処分となりました。警視は同日、依願退職したそうです。


しかし、懲戒処分で依願退職は定年退職前の公務員にとって、キツいかもしれませんが、一般市民なら逮捕されてると思うので、この処分は如何なものかと疑問に感じます。


盗撮を取り締まるプロである警視が盗撮するとは、ブラックジョークにもなりません。取材によると、かばんに取り付けた小型ビデオカメラで10歳代の女性の前に立ち、スカートの中を数十分間にわたって盗撮しており、警視が所有するパソコンには計約350の盗撮した動画や静止画のファイルが保存されていたそうです。電車以外で撮影したと思われるものもあったようです。


県警は盗撮用の小型カメラを5台も押収しており、まさに盗撮のプロといえるレベルです。


この警視は「数年前から盗撮を繰り返し、電車以外でもやっていた。女性の下着に興味があった」と供述しているそうです。


ほぼ盗撮犯の模範解答のような言い訳ですが、今まで多くの盗撮犯を検挙しているであろう警視の言葉としては残念ですね。かわいそうなのは県警の同僚達であり、仲間から盗撮犯が出たことは辛い出来事だと思います。


県警の警務部長が謝罪のコメントを出していましたが、再発を防止するためにも、犯行に至る経緯などの聴き取り調査をしたうえで、担当警視の育成をしっかりしていただきたいですね。