調査の要は証拠なり

どんな調査でも、重要なのは証拠です。証拠と言っても、対象者が浮気相手と会っていたとか、ラブホに入ったのを見た。とかでは証拠にはなりません。

大事なのは目で見て明らかに、対象者だとわかる映像、画像です。映っていいるけど暗くて誰だかわからない。とか、ぼやけていて対象者みたいだけど、はっきりわからない写真なら、証拠として活かすことは難しいです。

対象者達に居直られて、誰かわからない写真見せられても、知りません。「誰ですか、それ?」なんてとぼけられても、反論のしようがないのです。
レベルの低い探偵社では、平気でそんな画像を依頼者様に見せて、「証拠撮れましたよ!」と調査力をアピールする場合も少なくないようです。

裁判ともなれば、証拠がものをいい、判決の全てを左右する重要な物になってくるので、より鮮明できれいな画像が求められます。

まさに、証拠画像が探偵社のレベルを物語っていると言っても過言ではないのです。

だから、尾行のレベルが高い、張り込みのプロだ。と言ったところで、肝心要の証拠が撮れていないとか、適当なものだったりすると、その探偵社の底が知れるというか、レベルは微妙だと推測できるのです。

アーチネクスト探偵事務所では、代表のハンパではない、機材へのこだわりや、飽きることのない追及によって、報告書に記載する写真はレベルが高いものになっています。

当然、熱血探偵の私も、そのDNAを引き継ぎ、中途半端な画像は報告書に上げることはありません。
どうしても、状況によっては撮影が困難で納得のいかないときもありますが、それでも、対象者の判別がつかない画像などは絶対に報告書に、記載することはないのです。

理想としては、とぼけて嘘をつき続ける対象者に、証拠写真を見せた瞬間に、完全に誤魔化せない、諦めるしかない。と直感で気付かせるくらいのクオリティ、レベルの高い証拠画像なのです。

しかも、浮気をしている状況証拠も含めた、全ての過程の画像が報告書に記載されているとしたら、対象者は言葉を失う事でしょう。

さらに、対象者自身は、そんな証拠が密かに撮れれていることなど、目の前にするまで何も知らない、気付かないのが依頼者様にとっても、理想的なことではないでしょうか。

調査力とは尾行、張り込み、証拠撮影を含めたトータルバランスだと私は考えています。機材のレベルも重要な部分です。それを、使いこなす探偵のレベルも必須であることは間違いないことでしょう。

私の得意と言うか、探偵の醍醐味と思える場面は、何時間も息を殺し、待ち続けた末に、撮影する対象者と浮気相手のツーショットです。何度となくやっていても、この瞬間は、やはりテンションが高まります。

今年も何度となく、その場面はやってくるでしょう。
調査の要は証拠なり。この言葉を肝に命じ、明日も証拠撮影に全力を尽くしてまいります。