不倫カップル定番の淡路島デート

全体の7~8割を占める浮気調査についてのお話です。

最近の不倫カップルの遠出コースですが、淡路島が増えています。
まー、昔からスタンダードなデートコースではあるのですが…。

去年は1年を通して、頻繁に対象者カップルを追尾して、淡路島にお邪魔しました。
一度などはGPSを設置していない状態にも関わらず、対象者が予定よりも早く動いたため、早めに現場に到着した私が単独で尾行したこともありました。

だいたい走行するルートや方向、高速乗口などで、これは淡路島行くかも!?などと予測します。
この時も尾行の途中でわかり、後続の調査車両に連絡を入れ、スムーズな尾行が出来ました。結果的には動きはなく、仲間と集合して観光でした。

不倫カップルが明石大橋を渡って、まず立ち寄るのが淡路SAです。そこでトイレ休憩、明石大橋を見ながら自撮りでツーショット撮影をします。
時間帯や対象カップルにも寄りますが、観覧車に乗ったり、土産物屋を見て回り、時間を過ごします。

食事をするパターンもありますが、ここで食事を摂る不倫カップルはあまりいません。
探偵としては、ここで不倫カップルの様子を見て、スキンシップの度合や親密度で関係の深さを見極めることが出来ます。
当然、様々なアングルからベストショットを撮影します。

観覧車の中にいても、関係なく距離を取り、ズームして撮影するので、全て押さえています。
本人達は2人きりの世界に浸りきっているのでしょうが、「全部、丸見えですから」(笑)

この淡路SAを出たら、観光スポットを数カ所巡り、予約しているホテルへチェックインのパターンか、淡路島を出て、帰路につき自分達のホームタウンのラブホテルへチェックインのパターンがほとんどですね。

こちらとしては、遠出でテンションが上がっている不倫カップルを追尾するのは、それほど難しくはありません。
ただ、やたらと道を間違えて、Uターンを繰り返したり、路肩に停車(カーナビとにらめっこ…)する対象者の尾行は難しいというよりは、イラっとしますね。

特に道を間違えて、住宅街に入られるとやり難いです。以前は、またかとテンション下がっていました。ですが、これも慣れてしまえば、色々と対処法はあるもので、余裕を持って対応可能です。

迷わず、いいとこ見せろよ!と対象者の様子を窺うのですが、道を間違えて慌てている対象者に周辺を気にする余裕などないようです。
今年に入って、既に5回ほど、淡路島に調査でお邪魔しています。

今年は何回行くことになるやら…。とは言っても、空気がきれいで海と山に囲まれた淡路島は好きなので、楽しみでもありますけどね。