マネー・ロンダリング(資金洗浄)とは、一般に、犯罪によって得た収益を、その出所や本当の所有者が分からないようにして、捜査機関による収益の発見や検挙等を逃れようとする行為を言います。
つまり、口座に入金されたお金を違う口座に移し替えるなど、様々な方法やルートでお金の流れを追えないようにする行為です。
このマネー・ロンダリングを請け負っていたグループ(かなり大きい)が先月くらいに摘発されましたが、扱っていた口座数、ペーパーカンパニーの数の多さには驚かされました。
組織関係者の逮捕者数は90人以上です。その内の5名は写真が公開され、指名手配されました。かなりの組織で大金を扱っていたように推測されます。
大まかな顧客は違法カジノの元締めや反社関連の違法に得たお金だと推測されますが、詐欺グループもその顧客にいるのではないでしょうか。
予測した通り、マネーロンダリングのグループ摘発後に詐欺グループの摘発が増えています。
おそらく、顧客リストから情報を得て捜査にかなりプラスの影響をあたえているのでしょう。
大阪府警のお手柄ですね。まだまだ、進行中の捜査案件もあるでしょうから、さらなる摘発が期待できます。
一方でMeta社(旧フェイスブック社)やその他のウェブサイトの詐欺広告、主に投資詐欺に有名人を許可なく使用して、被害が出ている案件については中々、進展がありません。
広告を載せることで、収益を上げているウェブサイト側ではあるのですが、何でも載せていては収拾がつきません。悪用された有名人の方々も声を上げており、前澤氏はMeta社を訴えました。
この詐欺広告には中国人の組織が大きく関与しているとの情報が出ており、かなりの大人数で組織的に動いているようです。
中々、ワールドワイドな詐欺の構図が考慮されるのですが、大元の詐欺誘導の広告を排除しつつ、この詐欺組織の摘発も出来ないものかと、熱血探偵は情報を収集しつつ、期待しているところです。
日本の捜査組織よりも海外(アジア各国)の捜査組織がいち早く摘発する可能性も高いかなと推測しています。なぜなら、詐欺組織の拠点(アジト)がアジアにあるようなので…
ふざけた金儲けをしているような連中は徹底的に壊滅して欲しいですし、捜査をする側の人達には、もっと頑張ってもらいたい気持ちです。