ギャンブル依存症案件

メジャーリーグで大活躍している大谷選手。その知名度は日本のみならず、世界的にもビッグネームで扱われています。
今年も上り調子でホームランを打ちまくっていますね。天性の野球センスを持ちながら、努力をおしまない姿勢は尊敬に値します。

しかし、そんな大谷選手が最も身近で信頼していた通訳の水原一平氏に詐欺にあいました。
詐欺というよりは窃盗ですね。

金額は20億円以上..
個人の被害額としては相当な額で驚きます。
直近のニュースでは歯の治療費用として、大谷選手から借りた額が数百万!しかも、二重に騙し取っていたらしいのです。

今までの報道から賭博の元締めにハメられた被害者の印象があったのですが、どうも違ったようです。
どうやら、ギャンブルに狂ったお金にルーズな悪人だったようです。賭博の回数や金額などを見ると常軌を逸しています。

ギャンブル依存症だから、しょうがないなんて言葉では済まされない事件です。
アメリカの法律で裁かれれば、懲役30年以上、彼の場合は司法取引に応じたので5~8年くらいではと専門家が言っています。

何れにしても、大谷選手が受けた心の傷は消えません。彼を信頼している様子をスポーツニュースなどで、何度となく見ていましたので、衝撃と落胆は相当なものだったでしょう。
それでも、立ち直って活躍してるところは精神的にもタフですね。
球団からの専門のカウンセラーや奥さんのサポートもあるのでしょうが、大したものです。

熱血探偵は年に数回、ギャンブル依存症の対象者を相手に証拠集めに奔走しています。
そういった案件は横領、背任行為が主になります。

勤務中にギャンブルに興じる輩は意外と多いのです。そのような対象者を追尾してギャンブルをしている姿を全て撮影、証拠を収集します。

最終的に雇い主から解雇通告を受けますが、どんな言い訳をしてもギャンブルに勤しむ自分自身の姿を見せられれば、無言となることでしょう。
対象者には、私達探偵を雇ってまで証拠を収集しなければならなかった雇い主の気持ちや苦労を考えてほしいものです。

信頼していた部下がなぜ?
ギャンブル依存症は社会的にもクローズアップされている問題ではありますが、熱血探偵は病気として扱うのは如何なものかと疑念を感じえません。

依存症に陥るような社会にも問題があるのでは?アメリカは合法の賭博が多く、陥るきっかけも多いのでは?
今回の事件が、そういったところを見直すキッカケになればと願う熱血探偵でした。