不倫の代償

またまた週刊文春が不倫報道の記事を掲載して注目されているようです。その対象者は人気俳優の田中圭と、これまた人気女優の永野芽郁です。

俳優の田中圭は既婚者ですが、公然と遊び人であることを自分自身で吹聴しています。

俳優になった当初は、早くに結婚したこともあり、人気もなかったので、それほどモテなかったようです。

しかし、人気が出て、モテだすと「遊びたいし、チヤホヤされたい」と思うのは男の性ではありますね。

しかし、不倫の相手が清純派で売っている女優ではリスキー過ぎます。

不倫の事実があるのか、どうかは定かではありませんが、あの週刊文春が手をつけたということは、ネタを幾つも抱えていて、2弾、3弾の文春砲をスタンバイしていると考えて間違いないでしょう。

それにしても、大きな代償を支払うことになることは、今までに不倫で叩かれてきた芸能人を見れば明白なのに、皆さん、懲りませんねー。

田中圭や永野芽郁が契約しているコマーシャルの数は、結構あるので、違約金などが発生する事態となれば、相当な金額になりますね。

さらに、映画やドラマなども収録、放映していれば、何かしらの影響があるでしょう。

関係者やスポンサーさんは、たまったものではありません。影響が出て、被害が出ないかヒヤヒヤしていることでしょう。

というか、大手企業は早々に弁護士を立てて、準備しているかもしれません。

大手企業のリスク回避は必須でしょうし、何かあったときの対応も早いはずです。

いっときの不倫を楽しむために、支払う代償はハンパない。全く、割が合わないのに何でと思う人は多いでしょう。

ですが、バレるかバレないかのギリギリのラインで禁じられた恋愛をするスリルは麻薬的な効力があることを熱血探偵は知っています。

これまでに数百件以上の浮気調査をしてきて、不倫関係にある対象者達の楽しげな姿を数限りなく見ていれば、そういうものかと思います。

しかし、あくまでも浮気性の人間に限定されることなので、当てはまらない人が大多数である事を付け加えておきます。

それにしても、週刊文春にロックオンされたお二人さんはどうなることやら….

探偵として興味があるところですが、所詮、他人の浮気の話なので、正直、皆さんと同じ「どうでもええやん」てな感じですね。

熱血探偵も楽しみな大阪万博

大阪万博が開幕してから、一般入場者数が100万人を超えて盛況のようです。

万博会場の建設が間に合わないやら、地下のメタンガスが危険だとか問題だらけでしたが、無事に開幕に間に合い(一部、パビリオンは未完成、インド館など)ましたね。

蓋を開けてみれば大盛況で、入場ゲートでは並んで待たないといけないようです。

予約をしてチケットはQRコードで識別できるようなので、ゲートでかざせば並ぶことはないと思われたのですが、セキュリティチェックなどで時間がかかるそうです。

各パビリオンの入場は予約していれば、入れますが、それでも予約した人達が並んでいるようなら待たなければなりません。

「並ばず、入れる。」を謳い文句に宣伝していたのに、結局、並ぶのかい!ですね。
予約状況で混雑を調整出来るのは画期的ではあるものの、完璧ではないようですね。

さて、熱血探偵としては不倫カップルが大阪万博にデートで来た時に対応可能なのか、気になるところです。

調べたところ、当日券なるものが東西ゲートのどちらでも購入できるようです。
ただし、混み具合によっては発券しない場合や、長蛇の列に並ばなければならないなど、クリアしなければならない問題がありました。

どうやら、コンビニなどでも購入出来るようなので、付近のコンビニの発券機で素早く購入して入場、不倫カップルの捕捉の流れがベストかもしれません。

大阪万博は今年の10月までです。熱血探偵は何度、入場することになるのか?
楽しみではあります。

もちろん、入場だけでパビリオンには入れませんけどね。笑
それでも、大阪万博ホームページでは楽しめると宣伝しています。ホンマかいな。

年度初めから早くも1ヶ月

早いもので4月の年度初めから1ヵ月が過ぎようとしています。
新入社員は初任給を受け取って、社会人になったことを再認識していることでしょう。

熱血探偵にもそんな時(かなり昔)がありました。高卒ですぐに会社勤務をして初任給を受け取った時は、何とも言えない気持ちになりましたね。
自分でお金を稼げるようになった喜びと、責任感みたいな感情が湧いてきたように記憶しています。

時代が変わり、今の給料の受け渡しは殆どが銀行の口座振り込みになっていて、通帳かアプリで金額を見てわかるようなご時世です。

熱血探偵が初任給を貰ったころは、まだ給料袋で現金受け渡しだったので、お金を稼いだ実感がありましたねー。

お、今月は残業をいっぱいしたから、給料袋が分厚いぞ!とかね。

それも、数年で口座振り込みになったので、薄ペラの給与明細書の金額を見て、味気ないものになってしまいました。

当時のことを知る人達(おっちゃん、おばちゃん?笑)は懐かしいのではと思います。

ちょっと前に給料はペイペイ・電子マネーで受け取りなんてことを宣伝していたような記憶がありますが、さすがに世間に受け入れられなかったようですね。

時代はキャッシュレス、電子マネーが主流になっていき、大阪万博はほぼキャッシュレスのようです。

熱血探偵は賢くキャッシュレス、電子マネーを使いわけていますが、やっぱり、現金第一主義の人間です。

今の若い子達は、あの給料袋のズッシリした重みを体験出来ないのが残念ですね。
自分が稼いだお金を実際に手にすると、お金のありがたみや大切さが良くわかると思うのになー。

ズッシリは言い過ぎでしたね。でも、お札の束って意外と重みがありますよ。
熱血探偵の独り言でした。

探偵の食事

探偵の食事事情ですが、調査中には中々まともな食事はできません。

そこで、熱血探偵や相棒がやっているのは軽食(パンやおにぎり)をバックに入れて、お腹が減ったら食べることです。

調査状況や対象者にもよるのですが、ずっと動き続けたり、1カ所に留まったとしても短時間で動きを再開する相手だと、食料を買い出しに行くこともできません。

夕御飯を買い出しに行った間に出られてしまい、失尾しましたなんてあり得ませんからね!

探偵たるもの飲まず食わずでも、ある程度の時間は対応出来て当たり前です。

しかし、色々な経験をしてきた私や相棒は「腹が減っては戦は出来ぬ」ことを知っていますので、尾行中や張り込み中にササッと腹に入れるようにしています。

それも食べつくした場合に備えて、非常用にビスケットなどもバックにかさばらないように入れています。

これが、腹が減っているときにあると、だいぶ助かります。そんな状況は年に数回ほどしかありませんが、取り敢えず、他の探偵社の方々も色々と備えをしていようですね。

依頼者さんの要請で対象者の入った飲食店に潜入することもあります。

当然、飲食店に入れば何かしら注文しないと不自然すぎるので、軽く食事を摂ることができます。

もちろん、対象者達の行動監視と会話の聴き取りが最優先です。客を装いながら、食事をしつつ調査するのも探偵ならではですね。

最近は物価高のため、おにぎりやパンも高くなってきていますね。コンビニで買い出しするときなど、以前の値段と比較してしまい「高いなー」と驚いてしまいます。

現場付近にスーパーマーケットなどかあれば、極力、そっちで買い出しをする熱血探偵と相棒です。私はおにぎり派で相棒はパン派です。

思い出深い、探偵飯は調査終了時に依頼者さんから差し入れのあった豪華中華弁当です。

相棒と美味しく頂いた記憶は今でも鮮明に覚えていて、激ウマでした。

依頼者さんの期待に応え、欲しかった証拠をゲットしたご褒美的な食事でした。

探偵をしていると、こういったこともあるので、面白いですね。

詐欺組織の巨大化

昨今、ニュースで騒がれている事件でミャンマーとタイの国境付近に詐欺組織の拠点があり、多数の人が強制的に詐欺の仕事をさせられているというのがありました。

ですが、タイ警察とミャンマー軍の作戦により、この詐欺に特化した街は封鎖されつつあります。

この街は中国マフィアが巨大な資本を投下して、作り上げられたものです。

そして、その街に連れて来られた人々、殆どが中国人ですが、アジア各国、日本人もいます。
その数が1万人以上とは、驚きですね。

その詐欺の街でこの人達は電話、パソコン、スマートフォンを使用して詐欺に加担させられていたようです。

マフィア達は逆らう者は容赦なく、拷問などもしていたようです。

この組織化されたグループ(マフィア)は一説には日本の新宿を根城にしていた中国人の半グレグループが後に分散、合流を繰り返し本土のマフィアとも結託し、巨大なグループを形成していった経緯があるようです。

しかし、ミャンマーのような国で官僚や地元の権力者を抱き込み、1万人以上を許容出来る街を作る事が出来るとは…

中国マフィアの資本力は恐るべしですね。マンガのような事が現実に起こってしまうとは、今の時代は金があれば、何でもありなのでしょうか。

若かりし頃に中国やインド、ミャンマーも旅したことがあるのですが、当時は何処も貧しいけど、純朴で人情味のある人達が沢山いました。

そんな人々と触れ合う事が出来て、沢山の旅の思い出が出来ました。

まさか、ミャンマーで軍事クーデターが起こったり、中国が日本を越える経済大国になるとは想像する事はできませんでした。

そして、今回の詐欺都市の出現などは想像の域を超えています。

今回の作戦でミャンマー政府は詐欺都市の電力を全てストップすることで壊滅的ダメージを与える事が出来たようです。

詐欺の仕事をしていた人達も救出されて、移送が進んでいるようですが、数十人いたはずの日本人の行方は未だわからないようです。

一部の情報筋によるとカンボジアの詐欺の拠点に移動したのではということです。

コードネーム、ルフィがリーダー格だったトクリュウ詐欺グループが拠点にしていた国がフィリピンでしたね。

既にこのグループは逮捕、移送されて日本で裁判、服役中です。

カンボジアにも日本のトクリュウ詐欺グループがいて、中国マフィアも拠点を構えているようです。
こういった国では金にものをいわせれば、街を支配出来てしまうので、警察も抱き込んでしまえる環境です。

先は長いですが、一つ一つ詐欺の拠点を潰し、加担する人間、操るマフィアを検挙していくしかありませんね。

イタチごっこの体は否ませんが、やるしかありません。それぞれの国の警察の力が試されています。

熱血探偵はこの案件を注視していきます。

※トクリュウ詐欺グループとは 匿名・流動型犯罪グループ(とくめい・りゅうどうがたはんざいグループ)は、2023年7月に警察庁が「SNSを通じて募集する闇バイトなど緩やかな結びつきで離合集散を繰り返す集団」と定義した組織犯罪の類型。 略称は匿流(とくりゅう、トクリュウ)です。

浮気調査の続き(探偵調査の連携)

前回は不倫カップルがコンビニに入った後に、こちらで付近のラブホテルの位置を確認し、スタンバイが完了したところまで書きました。

今回はその続きです。

深夜ということもあり、コンビニの店内は対象者達のみで、駐車場には車両がなく、張り込みは厳しい状況です。
熱血探偵はコンビニの裏手の路地に潜み、代表の車両は少し離れた路肩で対象者のバイクが出て来るのを待ちます。

対象者達の話し声が聞こえてきました。コンビニから出て来たようです。
暫くして、バイクのエンジン音が聞こえ、対象者と不倫相手の女性が乗ったバイクが通りへ出て来ました。

予想通り、ラブホテルの方向へ向かっています。タイミングをずらし、尾行に入ります。
交通量がほとんどないので、かなり距離を取らなければなりません。

5分ほど尾行し、ラブホテルが数件ある路地へバイクが入りました。
すかさず、代表の車両と入れ代わり、距離を少しずつ詰めます。

「対象バイクがラブホテルへ進入」無線が入ります。こちらは車両のヘッドライトがラブホテルへ入るのを見届け、素早く出入口の確認と張り位置を探します。

対象者達がラブホテルへ仲良く入る様子をしっかりと撮影し、代表の車両が出て来ました。
出入口と対象者のバイクが、確認出来る位置は既に見つけており、ここから、張り込みの開始です。

取り敢えず、ラブホテルの入りが撮れて、一安心です。ですが、出の撮影と女性の自宅の割り出しがあるので、気を抜くことは出来ません。

調査車両内から張り込み、交互に仮眠を取りつつ、出に備えます。
もちろん、調査バイクは車両の近くへ、ヘルメットもすぐにかぶれるようにしています。

午前2時、3時と時間が過ぎていきます。午前5時を過ぎたころから、空が薄明るくなってきました。
午前7時を過ぎても、対象者達は現れません。これは、チェックアウト時間の12時頃になるのでは?と思い始めた午前8時頃に対象者達が出て来ました。

急いだ様子で、バイクを駐輪場から出しています。熱血探偵もヘルメットをかぶりながら、ダッシュでバイクに向かいます。

女性を乗せた対象バイクが、ラブホテルを出ました。川沿いの細い道を軽快に飛ばして行きます。

大通りに合流したところで、距離を少し詰めて、尾行を続けます。
朝の通勤ラッシュで交通量が多く、尾行は問題なくいけそうです。

どうやら、対象バイクは駅方向へ向かっているようです。女性を駅へ送迎か?自宅に送迎の可能性もあるので、決めつけはNGです。

対象バイクが駅の手前で、住宅街へ入りました。マンションも多いブロックなので、少し距離を詰めます。

すると、対象者がバイクを停車しました。
女性が降りるのか?こちらが減速する間もなく、対象バイクはUターンをし、熱血探偵の方向へ走って来ます。

どうする?ここは、知らん顔して、通り過ぎるしかありません。
サイドミラーで通り過ぎた対象バイクが、赤信号で停車したのを確認しました。
こちらは、ゆっくりと路地へ入り、ブレーキターンをきめ、すぐさま方向転換して、対象バイクが見える位置につきます。

今のはなんだったんだ?明らかに尾行を切るような動きだったので、「対象者が女性を駅へ降ろす前の尾行者の確認、もしくは、ルーティンでやっている」と思考を巡らし、さらに慎重に尾行を続行します。

信号が青になり、動き出した対象バイクは案の定、駅前に停車し、女性を降ろしています。「対象バイク、駅前停車。対象女性降ります!」代表に無線を入れ、こちらも撮影をそこそこに、バイクを停める駐輪場を探します。

対象者が女性と別れ、バイクで出発します。女性がその姿を見送り、駅方向へ歩き出しました。
間髪入れず、調査車両を駐車場に入れた代表が、走ってこちらに向かって来るのが見えました。

あとは代表に任せ、こちらもバイクを駐輪場へ停めます。急いで先行する代表と女性を走って追います。

改札を入る手前で、なんとか追いつきましたが、息苦しい状況です。
ホームで電車待ちしている間に、呼吸を整えます。

暫くして、やって来た普通電車に乗った女性は3駅目で下車しました。その後は、徒歩で5分程の一軒家に入って行きました。
自宅の割り出し、撮影も完了です。

依頼者さんに連絡を入れ、調査が終了しました。やっと、一息つけます。

どうですか?尾行と自宅の割り出しだけでも、けっこう、大変でしょう?

対象者がバイクでUターンしたときや、駅前で女性が電車で移動した時も、もたもたしていたら、一瞬で対象者を見失ってしまいます。

探偵は先の先を見て、行動を意識しないと、やっていけません。
言うのは容易ですが、実際にやるのは、大変で難しいです。

それでも、困難を乗り越え、証拠を押さえ、依頼者さんが喜ぶ姿を見ると、達成感とやる気が湧いてくるものです。

次のターゲットは誰であろうと、必ず証拠を撮ってやる。熱血探偵は常に冷静に現状を把握し、使命感を持って調査にあたります!

浮気調査は連携が最重要事項

今回は思い出深い尾行、ヤサ割りのエピソードを紹介します。

対象者はバイク通勤をしているので、勤務先から調査を開始します。
2回、調査をしましたが、カラ振りで動きがありませんでした。そして、3回目に対象者が動きました。

こちらは車両1台(代表)とバイク1台(熱血探偵)の最強コンビで尾行に備えます。

車両メインの張り込みで対応し、バイクは目立つので姿を隠し、張り込み班からの連絡を待ちます。

勤務先のほとんどの社員が退勤した21時頃、「対象男性がバイクへ」の無線が入ります。即、バイクにまたがりスタンバイし、エントランスから出てくるのを待ちます。

この時間帯になると、交通量も少なくなり、バイクの尾行は細心の注意と集中力を要します。
すり抜けを多用する相手なら、見失う可能性も高く、「見失わず、なおかつ、気付かれない」尾行が求められ、特殊な技術が必須となります。

アーチネクストでは、車両とバイクの利点を活かし、フォローしあいながら、対象者のバイクを追尾します。

「対象バイクが出て、東方向へ」無線が入り、ヘッドライトが見えました。
信号のタイミングなども、あらかじめ把握しているので、慌てて尾行に入ることはありません。

想定どおり、対象者のバイクは信号で停止し、信号待ちをしています。バイクの数台後方へつき、車両の影に隠れ、尾行開始です。

すり抜けを繰り返し、そこそこの早いペースで対象者のバイクが進んで行きます。方向的には対象者の自宅マンションなので、取り敢えず帰宅と想定し、尾行します。

カラ振り(対象者が浮気相手と接触しなかった調査日)した調査時に、対象者のバイクの運転の癖なども把握出来ているので、着手時に比べれば、落ち着いて尾行できます。

カラ振りの調査も、対象者の面取りや歩き方、運転の癖などを把握出来るので、けっして無駄な事はありません。

調査とは小さな積み重ねから、情報を積み上げ、決定的な証拠を押さえる地道な作業です。
そこで、活かされるのは長年の経験から蓄積された、知識と探偵スキルです。

張り込みの方法、位置、撮影技術。尾行のスキルにしても、徒歩、車両、自転車、バイクなど移動手段によって、必要なスキルは撮影も含め、沢山あるので簡単に習得出来るものではありません。

経験に加え、地道な努力、絶え間ない探究心による調査方法の改善により、唯一無二のハイレベルな探偵が育成されると、信念を持って言える熱血探偵です。

さて、尾行のその後ですが、予想通り、対象者は自宅マンションへ入りました。
再び、張り込み体制に入り、約1時間後に対象者が動き出しました。

今日は動くと、直感を信じて、慎重に尾行に入ります。
対象者は軽快にバイクを走らせ、たどり着いたのは駅近くのバス停でした。
距離を取り、様子を見ていると、女性が現れました。浮気相手で間違いなさそうです。

対象者はヘルメットをバイクの収納ケースから取り出し、女性に優しく被せ、あご紐を装着しました。
女性がバイクの後ろに乗り、対象者の腰に抱きつき、出発します。
尾行の続行です。

対象者のバイクが京橋駅付近の繁華街の路地へ進入しました。
気付かれるないように、距離をキープしつつ尾行しますが、繁華街を抜けたバイクが、再び繁華街へ進入します。

気付いているのか?巻こうとしている?色々と思考を巡らします。

取り敢えず、どこか店を探していると想定し、尾行しますが、中々に困難なシチュエーションです。

車両、徒歩ならまだしも、相手はバイクなので、細い路地へ入り、スピードを上げられると、一瞬で見失ってしまいます。

繁華街を抜けた対象者のバイクはスピードを上げ、繁華街から離れました。
なんとか、代表の車両と交互に尾行を続行し、たどり着いたのはマンション横の小さな公園でした。

対象者達がバイクを降りて、公園のベンチに座り、いちゃつき始めました。

代表の車両はスキンシップを撮影するため、気付かれないギリギリの位置に停車し、証拠の撮影開始です。
こちらは、公園横のマンション駐車場付近で身を隠し、尾行に備えます。

1時間くらいの間に、対象者と浮気相手は抱きついてキスを何度も繰り返したようです。撮影も完璧です。キスシーンは証拠として大きいですね。

「対象者と女性が立ち上がりました」無線が入り、こちらもヘルメットを被り、尾行へスタンバイします。

さて、公園で盛り上がった不倫カップルの次の目的地はどこか?

バイクに乗り、出発した対象者達は再び繁華街へ入り、狭い一通の道路をゆっくり走行します。人通りが多く、狭い道なので、車両では思うように進めません。

すると、バイクが店の一角の駐輪場付近で停まり、バイクから降りた対象者達が歩いて移動を開始しました。

こちらも、バイクを道路の隅に停め、徒歩で対応です。何処へ行くのかと思いきや、入ったのはカラオケ店でした。

今度は立ち張りです。車両を停めれるような場所はないので、通行人に紛れて張り込む以外にありません。

1時間程で対象者達が店を出て、移動します。駐輪場からバイクを出し、楽しそうにふざけながら、バイクに乗った対象者と女性を再び追尾します。

狭い路地を軽快に走行するバイクを、気付かれないように尾行するのは、中々、大変です。

車両は離され、バイクで追尾するのがやっとの状況です。しかし、代表はこちらと位置情報の共有をしているので、問題はありません。

小雨がぱらつき、走行車両もほとんどない状況でしたが、なんとか、対象者のバイクがコンビニの駐車場へ入るところまで、気付かれずに、たどり着きました。

時間は深夜0時前、おそらくこの後はラブホテルか、浮気相手の自宅でしょう。

対象者が買い物をしている間に、付近のラブホテルを検索し、把握します。5分圏内に3件ほどのラブホテル有り。

代表車両も追いつき、スタンバイ完了です。いよいよ、というところですが、この続きは次回にアップさせていただきます。

中々、肝心のラブホテルや浮気相手の自宅にたどり着かないと、思われるかもしれません。

ですが、調査というものは、このように証拠を押さえるまでに、空振りの調査を含め、多くの障壁を超えなければ、たどり着けないものなのです。

そういった探偵の苦労も理解していただき、次回のクライマックスを楽しみにしてください。

探偵のカメラの現状

探偵が使用するカメラは大きくわけて、2種類あります。

一つは張り込みの際に使用する固定して撮影するカメラ。2つ目は尾行時に使用する比較的に小型の目立たないカメラです。

基本的に尾行などのアクティブに動き回るときと車内などで、隠れて張り込むときで使い分けます。

尾行用は手に収まるサイズで起動が早く、目立たないカメラです。以前は日本のカメラメーカーから適した機種が多数販売されていたのですが、需要が少ないのか、現在では殆ど新機種が出ることはありません。

探偵が欲しているカメラなどは需要が殆どないので、開発も販売もありません。

ですので、アーチネクストでは絶版となったカメラ(小型で暗部の撮影もある程度の対応可能)をネットで見つけてはストックしているようにしています。

このカメラの欠点はカメラモニターの開閉などで接触不良を起こしてしまうことです。

通常の使用なら問題はありませんが、なにせ探偵の仕事は証拠を押さえる事なので、撮影の際に頻繁にモニターの開閉(起動)をします。

結果的に配線の接触部分に負荷がかかり、接触不良のなり、使用不可となってしまうのです。

現在ではメーカーのサポートも終了しており、修理対応も困難なため、ネットでそのカメラを見つけてはストックしています。

けっして安価な物ではないので、頻繁に故障されると出費はバカになりません。

メーカーさんがそのカメラの復刻版を復活して頂ければ嬉しい限りですが、その可能性は無さそうです。

他社の探偵さんの撮影用カメラですが、コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)を使用していり方もいます。

比較的に小型で画質がいいので、使用する探偵は増えているようです。探偵によって移動中の撮影はハンディカム派とコンデジ派に分かれているようですね。

張り込み用のカメラは少し大きめになります。レンズが大きく、長時間の使用に耐え、暗部の撮影にも適した物が張り込み用に適しています。

同じ場所(出入口)を常に撮影出来る状態で固定されているため、長時間の使用に耐えるタフな機種でないといけません。もちろん、起動スピード、画質や暗部の撮影レベルの高さなどを満たした上での事です。

張り込み用のカメラはモバイルバッテリーで電力を供給しているので、夏場などは熱を持ってしまう場合もあり、やはり熱にも耐えるような頑丈な物がベストです。

長い時などは、24時間以上、さらに数日も同じアングルでカメラは固定された状態なので、タフな使用状況に耐えることになります。

探偵のカメラはだいたい、こんな感じなのですが、さらに細分化すると暗視カメラや超小型のスパイカメラ(隠しカメラ)などもあり、探偵のカメラは本当に多種多様です。

次回は探偵のカメラの主要部分を担いつつある、ネットワークカメラ(IPカメラ)について、取り上げていきます。

探偵のGPSへのこだわり

探偵の七つ道具で思い浮かぶ物は何でしょうか?

撮影用のカメラ、隠しカメラ、インカム(無線)、盗聴器発見機、望遠カメラなど色々とありますが、特殊な物にGPSがあります。

このGPSですが、色々なメーカーから出されていて、機能レベルはメーカーによりピンキリです。

この機能的な部分でアーチネクストが重視しているのは反応する範囲の正確さと精度、そして反応スピードです。

ハッキリ言って、この部分で性能の劣る製品は使い物になりません。

尾行がシビアな状況(ラブホテルの手前付近)でGPSの反応位置が数分前ではお話になりません。

反応スピードが最速で1分以内でないと、ラブホテルの進入時の撮影に間に合いません。

それとプラスして位置の精度は10m以内がベストです。

警戒行動がある対象者の場合、特に不倫相手とラブホテルに入る時に車両で着いていくと怪しまれてしまいます。

最悪の場合、ラブホテルに入るのをやめて出て行く事もあります。

そうなると、不貞の証拠を撮るどころか、調査の発覚にもなりかねません。

ですので、信頼出来るハイレベルなGPSが不可欠なのです。

アーチネクストでは様々なメーカー(旧型、新型問わず)を使用し、現在では最高レベルと言っても過言ではない端末を常備しています。

他社の探偵社さんが合同調査の際に、そのハイレベルな機能を目のあたりにし、くら替えする事もあるくらいです。

逆に他社の応援などで、使用されている端末を使うときは若干、しんどい状況にあってしまうのですが…

それも、ハイレベルな機材に慣れてしまった結果なので、どんな端末でもスキルを発揮できるように努力は必要かなと、反省するところではあります。(笑)

機材に頼り過ぎると、探偵スキルが疎かになるので、そこはバランス良くやっていかなければなりません。

撮影についても、最近はIPカメラを多用する探偵社さんも多く、撮影スキルが疎かになっているような気もします。

次回はそのカメラの現状について、取り上げていきます。

マスコミのレベル

最近の報道を観ていると、マスコミやジャーナリストのレベルの低さに唖然としてしまいます。

フジテレビと中居氏の問題で開いた記者会見で質問した報道関係者の質の低さと対応したフジテレビの上層部の回答には、納得の出来るものは殆どなく、同じ質疑応答を10時間も繰り返す茶番劇でした。

休憩やトイレにも行かず、10時間も失言をしないように対応したフジテレビ上層部の方達には気の毒としか言いようがありません。

こんな長時間の質疑応答を良しとしているマスコミ報道関係者には閉口するのみです。

熱血探偵の知る範囲ではフジテレビのコンプライアンスはしっかり機能していたと思われますが、今回の特殊なパターンは上層部のみで共有、処理しており、コンプライアンス部門に情報が共有されなかったようです。

進行役が不適切な質問を制限したり、休憩を入れるなどの対応をしなかった落ち度はあるにせよ、視聴者は「まだやってるの?この人達の感覚は大丈夫か?」となり、マスコミ全体の質の低さが露呈した記者会見だったように熱血探偵は思います。

そして、週刊文春の記事の訂正です。

雑誌のトップで訂正、謝罪をすることなく、裏でこっそりと訂正文を掲載した姑息さは、お粗末極まりなく、信用ガタ落ちの行為でした。

フジテレビの社員が関与したと言っておきながら、フジテレビ上層部が会見で社員の一切の関与は無かったことを貫いた後の訂正です。

週刊文春の記者の考えなど、どうでもいいのであって、事実関係が最も重要であり、精査しなければならない事です。

問題があった当日に中居氏から誘われたのが事実であり、フジテレビの社員からの誘いではなかったのが事実なら、関与がなかったのが真実です。

前後の流れから、この社員の関与があったのは間違いないと考えています。といった週刊文春の記事は私見であり、事実を誤魔化そうとする印象操作であり姑息なやり方です。

法令に詳しい識者達からは批判が高まっていて、説明責任を果たすべきとの声も上がっています。

熱血探偵も同じ意見です。

昔なら、たかが週刊誌と「低レベルの週刊誌」だから、しょうがないとなったかもしれません。しかし、現状の影響力を考慮すると間違った情報の掲載は、それなりの処罰を受けなければなりません。

フジテレビの広告収入の損害は200億円を越えるようですし、信用を失墜させた大本の原因が週刊文春の記事であるならば、その損失を補填する責任があるのではないでしょうか。

フジテレビは第三者委員会の結果を受けて、週刊文春を相手に大型訴訟をする可能性もありそうですが、間違った印象操作をする週刊誌には、それなりの報いを与えるべきです。

ただし、それとは別にフジテレビの元女性アナウンサー(女性社員)に対する対応のミスは正されなくてはならないし、検証の余地があるのは間違いないことです。

加害者、被害者との示談が成立し、守秘義務が発生している事案であることが、今回の問題をややこしくてしまっていると熱血探偵は思います。

ですが、示談が成立し、守秘義務がある事案を取り上げた週刊文春の傲慢なやり方(正義の鉄槌を大物タレントに与える)で部数を稼ぐなど、ハッキリ言ってゲスのすることです。

所詮は正義の鉄槌は見せかけで、金儲けが本当の目的なのだから、誰も公には言いませんが、わかっていることです。

過去の過ちを取り上げて、現在の価値観で裁きを与えるやり方には疑問を感じるし、姑息なやり方には本当に嫌気がします。

週刊誌のスクープで大騒ぎし、大物タレントをここぞとばかりに叩き、SNSで持論を展開する一連のパターンは、歪んだ世界観を見せられていると思いますし、熱血探偵はうんざりしています。

間違いを正すところが主目的であって、間違いを犯した人間を攻撃、注目を得ることが目的であってはならないと感じる今回の事案でした。