熱血探偵の東京調査

久方ぶりに東京での長期間の調査にあたりました。と言ってもまる四日ほどですが。

久しぶりの東京は比較的に過ごし易い気温ではありましたが、やはり残暑もあって動き回ると汗ばむほどでした。

対象者の乗る新幹線に同乗し、東京に向かいました。ある程度の予定は依頼者さんから聞いてはいるものの、嘘を言っている可能性は否めないので油断は出来ません。

荷物を準備した状態で、自宅から尾行開始です。
予定時間より遅くに出たものの、東京には昼過ぎに到着しました。

新幹線を下りてからは、宿泊用の荷物を背中に背負い、尾行するので、少々暑く大変でした。
対象者は大きめのキャリーケースですが、軽快に移動していきます。

お高いキャリーケースなので、動きがスムーズです!その後、対象者は目的の場所に、到着しました。

事前に東京の探偵さん達と連携していたので、調査車両を回してもらい、荷物をトランクに入れて張り込み開始です。

夕方から活発に行動する対象者をチーム大阪とチーム東京の探偵達が尾行を完遂し、無事に帰宅先まで辿り着いて、解除となりました。
東京の探偵さんには最寄駅まで送ってもらい、宿泊先のホテルがある新宿歌舞伎町まですぐでした。

新宿駅からホテルまでの徒歩移動は荷物もあり、汗をかいてしまいましたが、爽快な気分でチェックインできました。

就寝したのは日付けが変わった午前1時頃でしたが熟睡できました。翌日は朝から張り込み開始です。熱血探偵の東京調査の1日目でした。

しかし、人の多さはやはり日本一の東京ですね。

探偵もオリンピックに感動

4年に1回のオリンピックが開幕し、あっという間に閉幕を迎えました。

今回のオリンピック フランス大会ですが、日本のアスリート達が躍動し、メダルラッシュとなりました。

日本代表は金メダル20個、銀メダル12個、銅メダル13個の合計45個ものメダルを獲得しました。素晴らしい日本代表選手達の活躍です。

印象に残った場面も沢山ありましたが、私の一推しはスケートの堀米選手でした。

ライブ中継を観ていて、外国勢が際どい技を決めて高スコアを上げているなか、堀米選手は失敗が続き、転倒ばかりで調子が上がらない様子でした。

残り1回のチャレンジで逆転するにはかなりのハイスコアを出さなければなりません。私はあの調子だと無理だろうと諦めて中継を観ていたのですが、堀米選手は諦めていませんでした。

残り1%の可能性に賭けて、高難度の技を決めて、着地も最高したのです。

あまりにも綺麗に決まり過ぎて、会場も驚きの反応しかなく、盛り上がっていませんでしたがスコアが表示されると大逆転の最高得点が出て、金メダルが決まり、会場が興奮に包まれていました。

どうせ、駄目だろうと観ていた私も驚きました。あの状況で決めてしまうとは、どれ程の集中力と精神力やねん!

まさに「惚れてまうやろー」ですね。

熱血探偵も調査中に残り1%に賭けて、チャレンジした結果、成功したことがあります。その時の気分は最高ですね。

一度、失尾した対象者をミラクルで再捕捉した時。ミラクルといっても、経験を活かしてデータに基づいた対応で成功しているので、探偵のスキルをフル活用しています。

稀に本当の奇跡もありますが(笑)

尾行やヤサ割り、人探しの成功、ネットワーク情報からの対象者の特定など、まさに「ミラクルやろ!」的なことがある探偵業は本当に面白く、やり甲斐のある仕事です。

そうそう、対象者が到着した駅から駐輪場に入り、自転車で移動を開始した際に走って追尾し、ヤサ割り出来たときも「ミラクルやろ!」と思ってしまいます。

ですが「いや、体力と脚力やろ!」とツッコまれそうですね。暑さのピークも折り返したように感じる8月の半ばです。

皆さんも暑さにめげることなく、夏を乗り越えましょう。

マネーロンダリング組織摘発で詐欺グループ摘発増加

マネー・ロンダリング(資金洗浄)とは、一般に、犯罪によって得た収益を、その出所や本当の所有者が分からないようにして、捜査機関による収益の発見や検挙等を逃れようとする行為を言います。

つまり、口座に入金されたお金を違う口座に移し替えるなど、様々な方法やルートでお金の流れを追えないようにする行為です。

このマネー・ロンダリングを請け負っていたグループ(かなり大きい)が先月くらいに摘発されましたが、扱っていた口座数、ペーパーカンパニーの数の多さには驚かされました。 

組織関係者の逮捕者数は90人以上です。その内の5名は写真が公開され、指名手配されました。かなりの組織で大金を扱っていたように推測されます。

大まかな顧客は違法カジノの元締めや反社関連の違法に得たお金だと推測されますが、詐欺グループもその顧客にいるのではないでしょうか。

予測した通り、マネーロンダリングのグループ摘発後に詐欺グループの摘発が増えています。
おそらく、顧客リストから情報を得て捜査にかなりプラスの影響をあたえているのでしょう。

大阪府警のお手柄ですね。まだまだ、進行中の捜査案件もあるでしょうから、さらなる摘発が期待できます。

一方でMeta社(旧フェイスブック社)やその他のウェブサイトの詐欺広告、主に投資詐欺に有名人を許可なく使用して、被害が出ている案件については中々、進展がありません。

広告を載せることで、収益を上げているウェブサイト側ではあるのですが、何でも載せていては収拾がつきません。悪用された有名人の方々も声を上げており、前澤氏はMeta社を訴えました。

この詐欺広告には中国人の組織が大きく関与しているとの情報が出ており、かなりの大人数で組織的に動いているようです。

中々、ワールドワイドな詐欺の構図が考慮されるのですが、大元の詐欺誘導の広告を排除しつつ、この詐欺組織の摘発も出来ないものかと、熱血探偵は情報を収集しつつ、期待しているところです。

日本の捜査組織よりも海外(アジア各国)の捜査組織がいち早く摘発する可能性も高いかなと推測しています。なぜなら、詐欺組織の拠点(アジト)がアジアにあるようなので…

ふざけた金儲けをしているような連中は徹底的に壊滅して欲しいですし、捜査をする側の人達には、もっと頑張ってもらいたい気持ちです。

熱中症に警戒

7月も後半に入り、尋常ではない暑さが続いています。梅雨も開けて雨も降ることなく、温度が上昇傾向にあります。

こんな状況で車内張り込みを日中にするようなら、万全の体制が必須となります。

モバイルバッテリーで可動する扇風機、アイスノン、熱中症予防の水分補給など、必要な物は全て揃えておかなければなりません。

それでも、もって2、3時間です。それ以上は熱中症の危険があります。車内は50℃以上になるため、我慢をしてはいけません。

体調を崩せば、後の調査に影響をあたえかねないからです。なので、マメに交代したりリモートカメラを並用するなど対策を万全にします。

カメラやWiFiルーターも熱には要注意です。日中の設置には日陰を選んだり、アイスノンなどで熱を持たないようにしなければなりません。

そうしないと、故障などの不具合がおこります。人も機械も熱には注意を怠らなければならない時期が、あと2ヶ月ほど続きます。

熱血探偵も体温上昇に気を付けて、今年の夏を乗り切れるよう頑張ります。

週刊文春のやり方に疑問。

現在、裁判中のダウンタウン松本氏と週刊文春ですが、新たな動きがあったようです。

なんと松本氏から性加害を受けたと主張しているA女氏が探偵に尾行などの付きまとい行為を受け、週刊文春の記者がその証拠を撮ったというのです。週刊文春曰く数社の探偵社らしいです。

しかも、その探偵社(週刊文春の主張なので事実関係は不明)に証拠画像を突きつけた結果、松本氏側の関係者からの依頼だと白状したそうです。

普通に考えて、正式に依頼を受ければ守秘義務があるので、依頼者のことを言うことは絶対にありえません。どんな証拠を突きつけられようとも守秘義務があるので、言えないと答えるのが掟というか、探偵であるなら絶対守ることです。

この探偵社ってどこの探偵社なんですかね?週刊文春に尾行の様子を撮影されてるし、相当なド素人としか思えません。

これだけ、騒がれて週刊文春側も裁判に負けて損害賠償金を払う羽目になるのは社運をかけて阻止したいだろうから、必死のはずです。

ということは、A女氏を監視、尾行するとなると相当なリスクがあり、週刊文春側の記者も目を光らせていることは、余程に鈍感な人間でもわかります。

こんな探偵社に探偵を名乗る資格はなく(守秘義務を果たしていない)週刊文春側に証拠を取られている時点でド素人の集まりとしか思えません。

探偵と名乗るのなら、A女氏に張り付いている探偵を狙う週刊文春の記者達の姿を完璧なまでに撮影し、世間に見せつけてほしいものです。

女性誌の記事で劣勢になったので、やり返すような記事を載せて挽回を図りたいのか…

知ったことではないですが、探偵の評判を落とすような記事を見過ごすわけにはいきません。

昔の週刊文春は政治家の汚職や極悪人の記事など骨太なスクープもあって、読むこともありましたが、今は有名人の過去の醜聞を漁って記事にして部数を稼ぐような週刊誌に成り下がったと、がっかりしています。

本屋で雑誌を見かけるのも気分が悪くなるくらいに嫌いな雑誌となりました。

週刊文春(電子版)発信の記事なので、真実がとこにあるのか、不明ですが探偵を落としめるような真似はやめてほしいものです。

日本全国の優秀な探偵達は静観していますが、熱血探偵もいい気分ではないですね。

車両尾行のイレギュラー

車両尾行のイレギュラーで最も注意が必要なのは初動の対応です。

対象者達が車両に乗って出発するタイミングで、尾行に入る事が出来ないような事があってはなりません。

イレギュラーといえども、事前に現場の下見をしっかりしておけば、回避することが可能です。

例えば、対象車両が停まっている駐車場の出入口の通りが頻繁に車両が走行しているようなら、どの位置に車両を停めて尾行に備えるかによって、結果が大きく変わることがあります。

信号が出入口付近にあるなら、どの程度のタイミングで変わるかも把握しておくことが大事です。

タイミングが悪く信号で行かれてしまったから、イレギュラーだったとはなりません。

探偵であるなら、あらゆる想定をしておき、対処法を準備しておくのです。

熱血探偵の場合、張り込んでいる場所の南に信号があり、向かう可能性が高いと判断すれば、青から赤に変わるタイミングを張り込み中にカウントします。

信号によっては異常に短かったりします。特に細い路地から大通りに入る信号は驚くほど青信号の時間が短いのです。

カウント5以内で変わる信号は要注意です。何も把握せず、行き当たりばったりで対応する探偵と把握している探偵では雲泥の差がでます。

どうする事も出来ないイレギュラーはありますが、備えさえしておけば、ミスを最小限に抑えることは可能です。

熱血探偵は調査をスムーズに進行させるために、状況認識を怠ることはありません。

調査中のイレギュラー

張り込み中のイレギュラーも結構あります。

車内にて気配を消して、後部席から張り込みしている時にタイミング悪く車両がエントランスを塞ぐように停車する。しかも、対象者達が出てくるタイミングで!

つい最近もありました。

怪しまれないように、距離を取って駐車場から対象者の出を撮影しようとしていると、いつ出てきてもおかしくないタイミングで駐車場の出入口を塞ぐように工事を開始するトラックが…

急いで駐車場を出て、路肩に寄せて撮影スタンバイをすると今度はエントランス前に住人の車両が停車。「嫌がらせかよ!」と呟く間もなく対象者達が仲良く出て来ました。

辛うじて車両の隙間から、ズームした対象者達を撮影出来たので、良かったですが、勘弁して欲しいものです。

以外とタイミング悪く撮影アングルを塞がれることがあるんですね。流石に、この日は酷かったですが。

あとは地域住人の通報で警察官が来たときです。張り込みをするときは周辺住民の動向などにも気を配っていますが、稀に自意識過剰な方がおられます。

そのような人が張り込みをしている付近に住んでおられると、通報される可能性が高く、調査がやり難くなります。

なるべく、車両の出入りを控え、目立たないようにしますが、調査車両を不審車両として通報された場合は即時に対応しなければなりません。

イレギュラーと言えども、探偵にとっては想定内のこととして、状況認識による対応が不可欠です。警察官にもそれとなく通報の内容を聴き取って、その内容を分析します。

警察がやって来る前に家を頻繁に出入りしていた住人や、それとなく調査車両を覗きに来た住人など、事前に察知していれば、概ね警察官とのやり取りで、「あそこの住人だろうな」と見当がつきます。

熱血探偵は幾度となく、そのようなシチュエーションを経験し、最適な対処法を身につけているので、慌てることはありません。ただし、対処中に対象者達が出てくるのだけは勘弁してほしいですが…

そのような場面でも、撮影を抜かりなくする術があるので、心配する必要はありません。熱血探偵は経験から得られた、蓄積されたノウハウによって証拠を確実に撮ることが出来るのです。

次回は車両尾行中のイレギュラーを取り上げていきます。

調査で起こるイレギュラー

調査をしていると、どうしても避けることが出来ないイレギュラーな出来事があります。どうしようもないイレギュラーなパターンをいくつか取り上げてみます。

まず、徒歩尾行時の場合、混雑している駅構内などで尾行中に人に声をかけられる。(最近はインバウンドも多く、道を尋ねられることがあります。)その声をかけてきた人を見た一瞬で対象者は人混みに紛れ見失ってしまう。

これは1人で尾行中のときに注意が必要です。たとえ、2人で尾行していてもインカムで連携を怠らず、捕捉しているか確認か必須です。

何故なら、「相棒が捉えているだろう」とお互いが思い込むことにより、2人共が見失っても、相棒が見ているから大丈夫だろうと慢心が生じてしまうからです。

熱血探偵と相棒のルールとしては、基本的に2人で追尾しつつ、どちらかが人混みに紛れて対象者が見えなくなった場合には、相方に捕捉しているかインカムで確認をとります。

この時に捕捉していれば問題ないです。ですが、2人共に見失っていれば、すぐに対象者が向かった方向に近寄り、再捕捉するようにしています。

イレギュラー的に話しかけてくる人は無視するか、急いでいるふりをして、尾行に集中するのが鉄則ですね。探偵なんですから!

徒歩尾行時のエスカレーターも注意が必要です。熱血探偵が経験したイレギュラー的な出来事は対象者がエスカレーターに乗り、左側を上がって行くのを確認し、距離を取って乗った時に盲導犬と飼い主(盲目の人)が横並びに進路を塞いでいたことです。(対象者が乗ったすぐ後に乗ったようですが、熱血探偵は対象者ばかり見ていて気付きませんでした)

最悪なことに、このエスカレーターは距離があり、中々出ることが出来ません。

追い越そうにも、盲導犬が熱血探偵のただならぬ雰囲気を察知してか、振り返って、じっと見ています。

やっと、エスカレーターから出て急いで向かうと対象者は駅の改札を入って、移動しているところでした。これは運が良かっただけで、改札がいくつもあるような路線だったらアウトだったかもしれません。

こういったパターンに対応する為に、1人はエスカレーター横の階段を使用するようにしています。(シチュエーションによって対応が異なります)そうすれば、何かあったとしても1人は必ず捕捉出来るからです。

イレギュラーは、まだまだ有りますので、次回も取り上げていきます。

長時間張り込みのコツ

先日、久々に2日間にわたって、車内にて張り込みをしました。

当日はお昼前から張り込みでしたので、6月といえども昼間の車内はエアコンがなければ、蒸し暑い状況です。

そんな時はコンパクト扇風機(モバイルバッテリータイプ)で身体を冷やします。と言っても冷えるほどではありませんが、無いよりは全然マシです。

ここで扇風機の位置にちょっとした工夫がいります。まず、車の屋根付近は避けなければなりません。

なぜなら、車の天井は直射日光が当たるため、かなり熱をもっているので、扇風機をその位置に置くと熱風を浴びることになってしまいます。

ベストな位置は後部座席の真ん中あたりで、膝に当たるくらいの位置です。

その辺りだと、温度は高くないので、風を足から上半身に向けると、結構涼しいのです。

その他には、張り込み車両はサイドドアガラスを遮光シートで囲っているのですが、その布シートをメッシュタイプに変更します。

これが、かなり有効なんですね。

風が吹いている時は、車内を風が抜けて、こもった空気を入れ替えてくれるので、扇風機とダブルで活かせば、比較的に快適です。

そんな感じで相棒と交代で仮眠を取りながら、約24時間の張り込みを完遂出来ました。

もちろん、対象者達の出入りは全て撮影し、全く気づかれることなく、調査が終了しました。

これから、更に暑くなってきますが、熱血探偵はクールに調査をこなしていきます。

逆走車両にご注意を!

先日、京都市のど真ん中でタクシー車両が逆走する事故がありました。

事故があった府道38号線(堀川通)は片側3~4車線の大きな通りで走行車両も多い道路です。

熱血探偵も京都で調査がある時は頻繁にこの道路を使用しますので、事故のニュースを見たときは「マジかいな?」と驚きました。

直近の調査時にも二条城の出入口付近で張り込みしていたので、事故の映像に見入ってしまいました。

しかも、朝の通勤ラッシュの時間でした。

けっこう、ハイペースで走行している車両も多いことを熱血探偵は知っていましたので、死亡事故にならなくて本当に良かったと思います。

ですが、事故に遭遇して重軽傷を負われた方々もおられますので、一概に良かったとは言えません。事故に遭遇し、軽症ですんだ男性がインタビューで、「やばい、これは死ぬやつや!」と間一髪でかわした話を聞くと、自分も遭遇していた可能性があるので、他人事ではないです。

タクシーを運転していた高齢男性に事故の状況を警察の関係者が聞いたところ「覚えてない」と言っているそうです。

嘘やろ..通行車両の事故時のドラレコ映像を見ましたが、軽自動車に幅寄せして接触した後に、加速して反対車線に向かうところが撮影されていました。

あれを覚えてないと言えるような人間が車両を、しかもタクシーを運転しているなんて恐ろしいとしか言えません。

ここ最近、アクセルとブレーキを間違えて突っ込んだとか、よそ見をしていたトラックに追突されたりとかの事故が多いです。

自分がしっかりと安全運転に努めていても、そういった車両に遭遇すると、避けようがありません。

熱血探偵は渋滞の最後尾になりそうな時は早めのハザード点灯や高齢者マークの車両、タクシー車両(運転が荒いタクシー)には注意を払っています。

高速の乗口にしても、逆走車両が現れた場合などを、なんとなく想起してはいます。

しかし、今回の事故のような逆走車両には対処できるか自信はありません。

おそらく、パニックになってしまうでしょうね。皆さんも車でお出かけの際は気を付けてください。