梅雨明けからの~ 猛暑です!

今年は梅雨明けが遅かったですね。

しかも、数日前に梅雨明けしたと思ったら、連日35度近い猛暑じゃないですか!

こりゃ、たまりませんね。とは言うものの、もう8月です。

7月に入って、関東、東北は晴れる日がほとんどなく、気温も低く、農作物にとっては日照時間(作物が実を付けるために必要な光合成を行うための陽にあたるトータルの時間)が少なく、心配しておりましたが、やっとまともな陽射しがあたるようになり、安心しました。

それでも、野菜やお米などの作物への影響は少なからず、あると思われますので、家計への影響も心配されます。

大阪もいきなり35度超えの猛暑はキツイですね。今のところ、猛暑の車両張り込みはエアコン+日陰で対応出来ているので、熱中症の心配はありません。

ですが、用心に越したことはありませんので、暑さ対策の小型扇風機と秘密兵器の準備に抜かりないようにします。

長年、野外の風や空気に触れていると、なんとなく感じるのですが、今年の夏は短いような気がします。お盆過ぎには、また、どんよりした日に戻り、「あれ、もう涼しくない!? 秋?」なんて声が聞こえてきそうです。

仕事をするには涼しいのは、有り難いですが、短い夏も、何だか物足りないですね。

 

夏

浮気相手はお隣さん!?

久しぶりにブログを更新します。お陰様で調査に奔走する日々を過ごしており、ブログのアップが出来ずにおりました。

さて、今回のブログの内容は、長年、探偵として経験してきた調査の中でも、驚きの案件でしたので、一部、場所などの変更を加え、ドキュメンタリー的に書かせていだきます。

その依頼は週末の夕刻に急遽入った!

緊張した声で中年の女性が、「夫が浮気をしている。今日、今から動くから追ってほしい!」と切迫した様子で訴える。

タイミングよく対応可能だったため、依頼者の女性から情報を聞き取り、現場である夫(対象者)の自宅へ急行する。

現場である吹田付近に到着した調査員達は夫の車両を確認し、張り込みを開始する。

住宅街の中にある対象者の自宅は張り込みが困難なため、動線(対象者が通ると推測される道路)を東西にて、2名が調査車両2台に分かれ、スタンバイする。

私は自宅がかろうじて見える位置より張り込みに入っている。

1時間ほど経過し、薄暗くなった自宅より対象者が姿を現し、車両へ向かう姿が確認できた。

すかさず、インカムを連打。「対象、車両に乗車。○○方向(方向は打ち合わせ済み)移動開始!」調査員達が一斉に動き出す。

調査員達は対象者の動きに合わせ、いくつもの想定をしており、打ち合わせにも抜かりはない。

間もなくインカムより「対象車両、確認。尾行入る」と返答が入る。尾行に入った調査員より、細かい方向の連絡を受け、調査員達が対象者の尾行へ合流する。

10分ほど走行した後、対象車両が狭い中道へ入り、路肩に停車した。インカムより「こちらスルーし、前方を押さえる」「了解、こちらも停車し、後方を押さえる」と慣れたやり取りがインカムより聞こえる。

私は既に撮影のスタンバイが出来ている。「女性1名、対象車両に接近、乗車!」一部始終を撮影した後、対象車両が再び動き出した。

Uターンをした対象車両に対して、こちらもすぐにUターンをして追うのは怪しいので、前方を押さえていた調査員がすかさず、尾行へ入る。

こちらは数台の車両が通り過ぎた後から、車両を切り返し、先行した調査員の指示のもと、対象車両の尾行へ復帰する。

基本、車両尾行はこの動作の連続である。相手の動きに常に先回りし、対応出来るかが、成功の秘訣であり、経験が必要なところでもある。

その後、対象車両はショッピングモールの立体駐車場へ入り、車から降りた対象者と女性は仲良くショッピングを開始した。

調査員1名が徒歩尾行へ入り、逐一、インカムで状況を伝達する。

その間に別動の調査員が撮影に適した車枠を確保し、先行した調査員と合流する。難なく仲良くショッピングを楽しむ対象者達を捉え、撮影を続ける。

どの程度の親密度があるかは、この時点でほぼわかる。

対象者達が手を繋ぎ、腕を組みながら移動する。真っ黒な不倫カップル確定である。

ショッピングモールを出た対象者達が暫く歩いて、洒落たバーへ入店。出入口を確認し、張り位置につき、撮影した女性の画像を依頼者に送付する。

しばらくして依頼者から連絡が入り、「写真の女性は隣の家の○○さんです!」

ホンマですか!?

驚いたことに対象者の浮気相手はお隣さんだった!依頼者的には隣に住む女性と対象者が仲が良さそうなので、怪しいとは感じていたようですが、まさか、本当に浮気しているとは…

ショックを受けたようです。

その後の調査で、しっかりラブホテルに入る姿も撮影し、証拠をきっちり押さえました。

探偵になり、数え切れない案件を調査してきましたが、浮気相手が隣人だったのは今回が初めてでした。

「事実は小説よりも奇なり」今回は、まさにそんな経験をしました。

 

sunset

 

桜の季節

桜が満開となり、春の風が吹いています。学生達は進学、入学式の時期であり、新たに社会人となる若者も、初々しく町を闊歩しています。

この季節は人生の新たなスタートを切る人が多いですね。

寒い季節が過ぎ去り、暖かくなる時期でもあり、緑が芽吹き、人々も活発に動き始めます。

私の好きな季節でもあります。

探偵という職業柄、そろそろ忙しくなる予感がします。

なぜなら、人々が活発に動き出すということは、出会いや恋愛に発展する機会が増えるということです。

当然、浮気の機会も増え、調査依頼も増加することになります。

現状、パートナーの浮気に悩んでおられる方も、現状打破を計画し、新たな人生のスタートを切るため、行動を起こす時期でもあります。

悩んでおられる方は、迷わず私達に任せてください。

熱血探偵は、一つでも多くの案件の解決を目指し、新たな人生のスタートラインに立つ依頼者様の手助けが出来るよう、ベストを尽くします。

先日の調査の帰り道、久々に虹を見ました。

自然が造り出すものは、見惚れてしまうくらい、綺麗ですね。

reinbow

 

外国で罪を犯す日本人

最近、ニュースで目立つのが、日本人の若者の東南アジアでの逮捕です。

先日、タイの観光地であるパタヤで振り込め詐欺の拠点の疑いのあるビルのテナントにて、15人の日本人が逮捕・拘束されたと報道がありました。

日本国内に詐欺の電話をかけるコールセンターの役割を果たしていたらしく、海外で振り込め詐欺の拠点が摘発されるは珍しいことのようです。

テナントのオーナーが、大量の電話や、日本人の出入りを不審に思い、タイ警察へ通報したようです。お手柄ですね!

土地柄もあり、少々、胡散臭くてもテナント料ほしさに、黙認しているのが、一般的な印象だったのですが、このオーナーは違ったようです。

何れにせよ、日本人が海外にて、日本人を相手に詐欺行為を行う拠点を置き、現地警察に逮捕、報道されるなんて、本当に「恥を知れ」と言うしかありません。

時代の流れと表現するのも嫌なのですが、自分さえ良ければいい、騙される方が悪い。捕まらなければ勝ち組だと嘯く輩、若者に気付いてほしいことがあります。

それは自分の生き方に誇りが持てるか考え、誇りを持てる生き方をしてほしいということです。

本来、お金を稼ぐという行為は楽なことではありません。一生懸命、頑張っても、自分が思うほどの見合った稼ぎは中々、得られないものです。

だからといって、手軽に楽に人を騙して、稼ごうなんて生き方は否定されるべきで、そんな世界に若者が手を染めてほしくはありません。

今回、逮捕された日本人がどのような経緯で、この拠点で詐欺行為を仕掛けるため、日本に電話をかけ続けていたかは、今後の捜査で明らかになっていくのでしょう。

ですが、所詮、この拠点や逮捕された日本人にしても、トカゲのシッポに過ぎません。

詐欺グループには、必ずリーダー役がいて、下っ端達に指示を出しています。

そのリーダーが全てを仕切っているのではなく、そのリーダー役を果たす人間に資金やノウハウ、情報を提供しているスポンサーというか、首謀者がいるのです。  

残念なことに、報道を見る限り、この首謀者が逮捕されることは、ほとんどありません。

広域暴力団やハングレグループが詐欺グループの首謀者だと思われますが、一部の小賢しい金持ちが首謀者である可能性もあるようです。

この姑息な首謀者達を根絶やしにしない限り、振り込め詐欺はなくならないでしょう。

私の個人的意見ですが、詐欺グループのリーダー役を検挙出来たなら、司法取引きをしてでも、首謀者の情報を手に入れ、検挙につなげてほしいものです。ですが、リーダー役は中々、自供しないでしょうね。

なぜなら、出所後の首謀者側からの金銭的な援助が得られない、下手をすると報復を受ける可能性もあるからでしょう。

警察は自供させたあとは、犯罪者がどうなろうと自業自得であり、関与しないのでしょうが、やはり、減刑、保護するなどの司法取引でもしないと、本丸である首謀者達の検挙、振り込め詐欺の減少にはつながらないと熱血探偵は思うのです。

新元号「令和」

先日、ブログで取り上げた新元号ですが、「令和」に決まりましたね。

発表時は調査にあたっていて、対象者の自宅を張り込み中でした。

浮気調査で対象者の浮気相手の張り込みを車内からしていたのですが、スマートフォンの画面に「まもなく発表」のポップアップが表示されて、そう言えばと思い出しました。

しばらくして、「令和」と発表されました。聞き馴染みのない言葉に、違和感を感じつつも、そのうち慣れて、当たり前のように使うんでしょうね。

個人的には、それほど興味はないですが、「レイワ」って、言葉の響きはいいですね。「令和元年」「令和生まれ」「令和世代」これから、頻繁に使用されると思います。

そのうち、お決まりのように「令和民進党」とか、新政党の名前に使用されるのは間違いないでしょう。

先日のブログにアップした通り、「令和生まれ」の探偵が活躍するのは、18年後の令和18年、西暦2037年頃です。

その頃に最前線で調査にあたりたいとは思います。

ですが、きっと、その頃には教え子達が第一線で活躍していることでしょう。

そのためにも、昭和生まれの熱血探偵は全力で調査にあたり、良い手本を示したいものです。

れいわ

スーパーボランティア尾畠さんのその後

先日、ブログにアップしたスーパーボランティアで有名な尾畠さんのことを思い出し、調べてみました。

尾畠さんは1月の中旬に東京を訪問し、東京から歩いて、自宅のある大分まで戻ることを決めて、1月19日に同所を出発されました。

目的は道中での人々との交流を通し、ボランティア活動の発信など、色々とあったようです。

出発後はブログの内容通り、少々過熱した地域住民の方々の対応に時間を費やし、中々進むことが出来ない状況でした。

そんな環境の中、尾畠さんは地道に進んでいたようです。一輪車はいつの間にか、リヤカーに代わり、差し入れは宅配便で自宅に送り、本当に頑張っておられたようです。

しかし、人々の反応は過熱するばかりで、事故を懸念した地元警察も来るようになり、結局、神奈川県、静岡県を歩き、愛知県へ入る手前で断念したようです。

断念する経緯には一部マスコミが、必要以上に報道し、人々の反応をあおった部分もあるとの指摘もあるようですが、何事もなく、24日に家族の方に迎えに来てもらい、25日には帰宅したそうです。

ツイッターなどのSNSで、遭遇した人々のアップした画像で表情を拝見しましたが、スタート時に比べ、だいぶ疲れているように見受けられました。

ですが、今は無事に帰宅され、自宅で一息つかれているようで安心しました。

といっても、帰宅されてから、まもなく1ヶ月が経ちますので、元気になられ、新たにボランティアを開始しているかもしれません。

尾畠さんは、まもなく80歳になられます。

まだまだ元気な姿を見せていただき、多くの人々に勇気を分けていただければと、願います。

スーパーボランティア

 

新しい年号

まもなく新しい年号が発表されます。あくまでも発表であって、急な変更で混乱が起きないように、1ヶ月前に新しい年号を発表するようです。
実質的な変更は5月からとなります。

巷では新元号予想がされており、「安久」「和平」などの予想が多いようです。

今までは中国古典から選ばれていたようですが、今回は初めて日本書紀や古事記などから日本独自のものを選ぶようなことを、ニュースの特集で見ました。

有識者が集められ、極秘に決定されるので、情報漏れがあると大変なことになりそうですね。

私は昭和生まれで、年号が平成へ変わる瞬間を経験しています。

平成生まれの方は今回が初体験になりますね。変わったからといって、一個人が大して影響を受けるわけではありません。

ですが、時代の潮流というか、色々な場面で新元号は使用されるので、内面的に言葉の概念として、影響は受けるかもしれません。

「平成生まれ」が頻繁に使われたように、新元号の「○○生まれ」の時代がやってくるのでしょう。

その影響で「平成生まれ」の言葉の表現も、古く年配の印象へと変わっていくのは「昭和生まれ」と同じ流れですね。

世界中でこのような年号を使用している国は日本だけで、賛否両論あるようですが、私的には独自のものがあって、いいと思います。

元々、中国というか、大陸からやって来た文化が、島国日本で、未だに残っているのですから、歴史とは不思議なものです。

ところで、新元号生まれの探偵が活躍するのは、最短でも18年後ですね…

その時に現役で第一線で活躍していたいものです。

調査における先読みの重要性

対象を追う過程において、移動ルートや対象の行動に疑問を感じることが、少なからずあります。

例えば、自宅から出てきたのに、すぐに自宅に戻る。車両から出て、歩いて移動を始めたのに、すぐに車両へ引き返す。

これは、単純に忘れ物だと気付けます。

ですが、少なからず対象者に警戒行動がある場合、単純に解釈できないときもあります。

そのあたりの判断は、対象者の些細な動きや表情など、経験からくる直感も必要になります。

車両尾行中に、対象車両が右折車線から車線変更して直進した場合、尾行を警戒する行動?と考えるのは早計です。

曲がる場所を間違えたとか、対象者が短気でルートを変更したと考えたほうが自然です。自分自身に当てはめてみるのもいいかもしれません。

無理のない尾行をしていて、気付かれていない確信があるなら、私はそのように考えます。

対象者が大通りをUターンした場合も反対側に目的地があり、Uターンしたほうが近い、もしくは曲がるべき場所を間違えたか、迷っている(ルートやケースによります)と考えます。

案件にもよりますが、様々な可能性を考慮した対応で、調査の成否が別れる重要な決断が必要になります。

対象者の動きに偶然はなく、全ては必然です。尾行に気付いていても、ワザと気付かぬふりをする対象者も稀にいます。

そんな対象者に違和感を感じ、気付けるか、気付けないかは個々の探偵の資質によるでしょう。

もちろん、アーチネクスト総合探偵事務所の調査員は早い段階で、情報を共有し、対象者の動きを把握します。そして、2手、3手先を想定し、証拠の収集にあたります。

不可欠だと判断すれば、尾行を解除し、次の機会を狙う。全ては、依頼者様の未来のため、熱血探偵は今日も何処かで対象者を追います。

素晴らしきスーパーボランティア

みなさんはスーパーボランティアの尾畠春夫(おばた はるお)さんのことをご存知でしょうか?
去年の夏頃、山口県周防大島町で行方不明になった2歳の男児を奇跡的に保護して、時の人となった方です。

68時間かけて140人体制で捜索したにも関わらず、見つけられなかったのに、尾畠さんが現地に入って、ものの30分程度で見つけ出したので、話題になりました。
マスコミのインタビューで尾畠さんは直感と子供の目線で、迷い込んだ場所へ辿り着いたそうです。

一般市民で、既に仕事をリタイアされて年金暮らしをしておられるにも関わらず、ずっとボランティア活動を続け、ボランティアの人々の間では、凄く熱い人だと有名人だったようです。
東北地震の被災地や、最近では広島の被災地で活躍されていました。

そんな尾畠さんが、最近、東京に立ち寄った帰り道を、歩いて自宅のある大分県まで向かうということで、注目されているようです。

マスコミに報道されて、行く先々で応援の人々にサインや握手、記念撮影を求められ、中々進まないそうです。

1日で1キロしか進まない日もあるそうな…

驚いたのは、そんな尾畠さんの荷物が、出発時よりも増えていることです。

先日の報道を見ると、一輪車の差し入れがあり、その一輪車に荷物を載せて移動していました。

お弁当やマフラー、衣服の差し入れもあるようで、根の優しい尾畠さんのこと、断ることもなく、全て受け取っているように見受けられました。

帰り着くころには、わらしべ長者のようになるかもしれません!これは冗談ですが、歩いて移動なので、荷物が増え続けるのは、少し心配です。
マスコミがくっついているのであれば、サポートして頂きたいものです。

尾畠さんは、現代の社会の流れや、一部の自分さえ良ければいいといった人々とは違い、真逆の生き方、人の為に生きておられる方です。
間違いなく、そのへんにいる政治家より立派で素晴らしい人です。こういう方にこそ、国民栄誉賞が相応しいと思います。

昨今の振り込め詐欺等の詐欺で弱者からお金をむしり取る輩や、借金を踏み倒して逃げ回る輩に、尾畠さんの生き方は理解不能かもしれませんが、人のために生きている姿を見て、何かを感じ取って欲しいものです。

御年78歳の尾畠さんは若々しく、輝いています。
素晴らしきかなスーパーボランティア。
もちろん、私も困っている人が目の前にいれば、微力ながら助けに行きます。

感情に任せた運転の代償

先日、ブログに記載しました「堺で起こってしまった、あおり運転事故」の公判が大阪地裁・堺支部にて開廷され、判決が出ました。
罪状は殺人罪で懲役16年でした。ほぼ検察側の罪状が認められた形になりました。

昨今のあおり運転による事故の増加に伴い、世間でも注目されており、多くのマスコミが同所に集まり、報道していたようです。
今回の場合、加害者車両のドライブレコーダーと目撃情報、別の車両のドライブレコーダーなどから、多くの証拠が収集されていました。

第1回、2回の公判で弁護側と被告が「殺意はなく、事故だった」という主張をしていました。
しかし、第3回公判のドライブレコーダー映像の証拠公開で、偽りの主張であることが、立証されました。

検察側がレコーダーの証拠を最後に取っておき、被告側の主張(言い訳)を全て出させてから、公開するという手法が被告側に反論の余地をあたえない結果となりました。

殺人罪適用の懲役16年は重い判決だと思われます。ですが、被害者や遺族にとっては親族の命を奪った相手に法的な処罰が下されただけに過ぎません。

亡くなられた青年が還ってくることはなく、裁判が終わった(被告が控訴しなければ)だけであり、遺族の時間は、事故があった日から止まったままです。
事実を受け入れて、心情が癒されるまでには長い時間がかかることでしょう。

被告はバイクに追い抜かれたことに腹が立ち、追いかけて車をぶつけたことを認めているようです。
一瞬の感情に身を任せて、行動した結果が、多くの人を巻き込み、取り返しのつかないことになってしまいます。

被害者の青年にしてみれば、「そんな目に遭うような事をしましたか?そこまでされるようなことをしていない!」と被告に問いたいでしょう。
男女を問わず、車に乗ると人が変わり、強引な運転をする人がいるようです。

あおり運転や危険運転への厳罰化は当然の流れであり、今後、運転中に感情的になる人に対する適性検査(事故歴・違反歴によって)も義務化されることでしょう。

被告が事故をおこし、暫くしてから「はい。終わった」と呟く音声がドライブレコーダーに記録されていたようですが、どうやら「自分自身の人生が終わった」という意味だったと説明しているようです。

遺族にしてみれば、息子の人生を終わらせておいて、「ふざけるな、許さない!」この気持ちしかないでしょう。

一瞬の感情で行動した代償はあまりに重く、後悔しても仕切れないですが、被告にとって償いの人生は、今から始まるということを早く気付いていただきたいものです。

みなさんも運転中は先を予想するようにして、危険回避をしてください。

自分から暴走、車をぶつけるなんてのは論外ですが、相手を思いやる気持ちを持てば、今回のような事件は起こり得ないと思います。
私も想像力を働かせ、運転には十分に気を付けます。