デトックス効果

暑い日が続いていますね。

探偵業務も熱い調査が連続しています。

張り込みも暑くて厳しい状況です。
そこで、突然ですが夏場の張り込み、難易度ベスト3を発表します。

3位は炎天下の人の少ない市街地での立ち張り。

2位は藪蚊が大量にいるヤサ近辺の夜間の立ち張り。

1位は真昼間のエンジンのかけられない状況下の車内です。

想像してみてください。

真夏の昼間にクーラーなしの車内を!

あなたならどれくらいの時間、耐えられますか?

おそらく数十分で車から飛び出すでしょう。

私達、探偵はどのような状況でも証拠を押さえなければなりません。

もちろん、対策をしていなければ体調を崩してしまいます。

小型扇風機、ネッククーラー、クーラーボックスなど体温上昇を防ぐために、やれることは全てやります。

ですが気持ちの持ちようでは、この車内の張り込みもデトックス効果を狙った健康法になると、最近気付きました。

適度に発汗して車内から出ると、意外に気持ちがいいものです。

流石に長時間の張り込みでは無理ですが、数時間程度なら有りです。

張り込みしながら、デトックス効果で汗を流して健康に。

そう考えると、張り込みも気が楽になると思いますよ!

探偵のみなさん、お試しあれ。

立ち張りの敵とは?

7月も半ばを過ぎ、蒸し暑さも半端ないですね。

先日の案件は張り位置を確保しずらく、難易度の高い調査となりました。

まず、ヤサ周辺の道が狭い。故に車を駐車するスペースがない。

近隣のハイツ、マンションの前に駐車スペースはあるにはあるのですが、住人の方々の防犯意識が高く、短時間でも駐車しずらい状況…。

基本的に市街地では、調査員が姿を晒した張り込みを極力避けているのですが今回は状況的に、立ち張りとなりました。

ヤサのエントランスが見える位置で調査員2名で張り込みを開始します。

事前にこの案件の張り込みを経験していた、代表から虫除けスプレーは必須と聞いていたので、さっそく全身にふりかけました。

まだ明るい時間帯だったので、蚊に動きはありません。

マルタイにも動きはなし。

しかし、蒸し暑い。日陰で、まだ風通しは良い方だったので、住人を装い雑談をしつつ立ち張りを続けます。

日もだいぶ暮れてきたころ、動きがありました!!

マルタイが?いえ、蚊の方です。

見ると代表のシャツに蚊がとまっているではないですか!?

私の周辺も蚊が飛び交いだしました。

再び、虫除けスプレーを吹きかけてエントランスに集中します。

しかし、吹きかけてしばらくは蚊も寄ってこないのですが、時間が経過すると群がってきます。

これは堪らない!そこで、代表が持ち出してきたのは携帯用虫コナーズ!

これは効き目が期待できる!と床に置いて再び張り込みに集中です。

しばらくは大丈夫でした。ですが、時間が経つとどうも効き目が…。

先ほどよりは蚊の数は減っているので、効果は有りのようです。

三度、エントランスに集中していると動きがありました。

マルタイが女とヤサに入って行きました!!

証拠はばっちり、代表が押さえます。

こちらも完璧なサポートをして、男の出を押さえました。

しばらく張り込みを続けて、解除となりました。

蚊は相変わらず、飛んでいます。

何とかせねば!ここで代表より一言。

「次は秘密兵器を出します。バチバチがヒントです。」

バチバチ!?なんとなくわかったしまった熱血探偵でした。

立ち張り

探偵に必要な対象を引き寄せる執念

長年調査をしていると、時として奇跡としか思えないラッキーな場面に遭遇する事があります。

この時の調査も執念が引き寄せた奇跡でした。

対象者を勤務先から尾行します。

しかし、この対象者は警戒度が異常に高く、着手してから1年が経過しており、住所も変えていたので

通常よりも難度の高い調査でした。

少しずつ対象者の行動を掴み、居住エリアを絞っていき詰めの尾行を決行しました。

対象者は徒歩から、電車、バスを乗り継ぎ県境をまたいだ田舎町に下車しました。

ヤサまであと少しのところでしたが、人の往来がほとんどなく対象者の警戒度の高さから、徒歩尾行は途中で打ち切ることになりました。

この時点でバス停から、それほど離れていない徒歩で行ける範囲の、賃貸マンション、アパートを絞込むことができます。

私はどうしても手がかりがほしくて、バイクに乗り、絞り込んだマンション・アパートを徹底的に調べて回りました。

その努力も空しく、手がかりは掴めず落胆の中、帰宅する事にしました。

近くのガソリンスタンドで給油をして、もう一度だけ怪しい場所を見て帰ろうと、バイクを走らせているとタクシーが前方を走っているのが見えました。

直感で何かあると思い、距離を取って様子を見ていると、もっとも怪しいと感じたマンション前にそのタクシーは停車したのでした。

そして、後部席より下り立ったのは、あの対象者でした!!

こんな偶然があるのか?この時ばかりは「神様ありがとう。」と心の中でつぶやきました。

その後の調査でヤサを特定し、依頼者様に大変感謝されました。

のちに代表からこの結果は「あなたの執念が引き寄せたものですね。」と嬉しい言葉を頂きました。

探偵に必要なのは、調査に伴う技術や知識だけではなく、諦めない心と、何としても突き止めるという執念ではないかと感じた出来事でした。

これからも一探偵として調査力を磨き、多くの案件を解決するため全力で調査に取りんでいきます。

ある日の調査帰りに見た夕日

熱血探偵のつぶやき③

 

探偵を長くやっていると調査中の様々な場面で、またか…と考えさせら

れる場面が多くあります。

それが、探偵あるあるです。

いくつか探偵あるあるを紹介しようと思います。

 

① 張り込み、尾行中に対象者とよく似た服装背格好の別人が現れる。

これは長く探偵をやっておられる同業の方なら頷かれる事と思います。

私もこのシチュエーションに遭遇し、何度もヒヤリとさせられたことがあります。

出入り口を張り込んでいるのですが、背格好や服装がほぼ同じ人物が出

入り口前を通ると、一瞬、対象者が現れたような錯覚に陥ることがあるのです。

尾行をしているときも同様に、よく似た人物が交錯するときがあります。

瞬きした瞬間に出てきた? とか頭が勝手にいろいろと考えてしまいます。

特に夜間の張り込みや距離を取らざるおえないときは、細部まで目視が

困難であり、別働の調査員による二重のチェックが必須となります。

 

② 対象者が車両に乗り込み移動を開始する瞬間に限って、別の車が間に入ってくる。

たいていは問題なく尾行に入れるのですが、これも良くあることです。

対象車両が駐車場から出てくるタイミングで、尾行に入ろうと路肩や

パーキングから車を出そうとすると、今まで車の通りが少なかったの

に、その時に限ってスピードを出した車両が後方より現れる!!

しかも数台!!

これはもう、どうしようもありません。

それらの車をやり過ごしてから尾行に入っていたのでは、かなり遅れて

しまい失尾の可能性が高まります。

このような状況になりそうだと、後方の車の微妙な動きでも感じ取り早

めに出るのですが、対象車両とのタイミングも考慮しないと確知の恐れもあります。

運や確率的なものもありますが、長年やっていると「なんか邪魔されそ

うだな」と感が働き回避できるようになってくるものですね。

今回は二つの探偵あるあるを紹介しましたが、個人的な見解なのであしからずご了承ください。

張り込みの秘密兵器

5月に入り気温もだいぶ上昇してきましたね。

張り込みをしていると、道行く人々の服装がだいぶ軽装になってきたと気付かされます。

探偵業務の仕事がら季節の移り変わりがよくわかります。

Tシャツやミニスカートで、軽やかに歩いている歩行者の姿が多くなってくると、夏はすぐそこに来てると感じますね。

4月は季節の変わり目であり、日中と夜間の温度差が激しいので、私も体調管理に十分気をつけてきました。

日中の車内は気温がけっこう上昇するので、上着を脱いで張り込みにあたります。

しかし、夜間が思った以上に冷え込んだりすると、着てきた上着では寒い場合もあります。

油断すると体調を崩してしまうのがこの時期です。

ところで、冬と夏ではどちらが、張り込みがやり易いと思いますか?

暑いのは耐えられるが、寒いのは無理という人や、その逆の方もいて個人差があると思いますが、私の場合は冬のほうがやり易いですね。

寒さの場合は、防寒対策で難を逃れることができるからです。

インナーにヒートテックを着込んだりカイロを使用したり、ダウンジャケットでフル装備すれば問題ないです。

でも、今年の冬に京都府で調査した、深夜の張り込みはフル装備のつもりでしたが、寒くて困難な調査になってしまいました。

雪が降り積もる中、ヤサに目を凝らしていましたが、足の先端からじわじわと凍えてきます。

カイロで対応するのですが、そのカイロの効き目が弱まるくらいの寒さでした。

張り込みを解除して、車外に出たら車の大部分が雪に覆われていて驚きました。

対応できる寒さにも限度があると感じた調査でした。

しかし、寒さが半端ではない東北や北海道の探偵の方々は、どうやって寒さを凌いでいるのか疑問に思います。

何かスペシャルな防寒対策があるのでしょうか?ちょっと知りたいですね。

張り込みで困難なのは暑さ対策です。まさにこれからの季節です。

エンジンをかけてクーラーを使用できる場面は限られています。ほとんどの場合、エンジンを切った車内からの張り込みとなります。

特に日中の車内となると、サウナ状態と化してしまいます。

夜間になると多少は涼しくなりますが、蚊の攻撃があり決して楽な状況ではありません。

これらの状況を打破するには、暑さや虫対策用の装備が全てです。

当然、小型のファンは必需品です。さらに保冷剤やアイスノンを小型のクーラーボックスに入れて車内の温度を下げたり、首に巻くネッククーラーで暑さを凌ぎます。

さらにアーチネクストでは秘密兵器の○○があります。

代表が去年から採用してくれたのですが、この効果は抜群のものがあります。

去年の猛暑はこの○○でかなり快適に張り込みができました。

企業秘密なので何であるかは教えられませんが、とにかく優れ物とだけ伝えておきますね。

さてさて、その秘密兵器と小型ファンを物置から引っ張り出して準備しようと思います。

暑い(熱い)張り込みがそろそろ始まりそうです。

企業・信用調査で真実を!!

調査業務で多いのは浮気調査、行動調査などですが、企業調査も少なくありません。

調査対象者となる社員が、勤務先の企業に対して金銭的、信用などの損害、および情報の漏洩による損害を及ぼす可能性がある場合に、対象者の行動や接触者を調査することで事実をはっきりさせる調査です。

会社の大小を問わず、社員の行動に不信な点が多くみられる場合は、行動調査を実行し真実を明るみにする必要があります。

例えば、社員が昼から外回りに出ると上司に申告したが、実際は自宅に帰っていたりパチンコなどの遊行に興じていた。

長年勤めていた従業員が近頃になって、休暇をよく取るのでおかしい。調べてみたら関係のあった同業者で、隠れて仕事をしていた。

どうも会社の情報が漏れているのではないかと、怪しい社員を調べると取引のあった企業の人間と、隠れて頻繁に接触していた。

このように常識的には考えられない行為(背任行為)をしてしまう方々が多少なりとも実在するのが現実です。

私が調査をしていて感じるのは、自分の欲求を満たすために、会社を裏切るようなことをする方への失望と怒りです。

しかし、依頼者である企業側の方々の失望、落胆、怒りはさらにに大きいものだと感じます。

少しでも損害を小さくするためにも、迅速な決断と行動が求められます。

微力ながらその手助けができればと日々、調査に取り組んでいます。

熱血探偵のつぶやき②

依頼者様に調査結果を克明に伝えるものが報告書です。

その報告書の仕上がりで、探偵社のレベルを見極めることが可能です。

特に、証拠画像は探偵社によってレベルが大きく変わってくるものです。

映っているアングル、解像度、直感的にすぐに状況が理解できるか…

それらのクオリティが高いものが求められます。

しかし、現実には探偵社によって、画像のクオリティに雲泥の差があります。

代表と証拠撮影の話をしていてよく耳にするのが

「ただ写っている、撮れている画像では不十分。その画像がより鮮明に美しければ証拠としての価値はより高くなる。」

といったことです。

ですので、代表は調査を含め撮影についても、一切の妥協を許しません。

機材に関しては、常により良いものが出ていないかアンテナを張り、情報収集をしています。

そしてこれだと判断した撮影機材は高額であろうと、入手し調査の場で活用しています。

私もそのマインドを受け継ぎ、より良い画像を押さえる為に奮闘しています。

状況によっては撮影すら困難なときもありますが、そういった状況でも、長い経験から得られた方法によって、ベストな位置から高性能カメラで証拠画像を撮影しているのです。

探偵社に相談をされる際には、過去のリアルな調査報告書サンプル(特に画像)を見せてもらうよう、申し出る事をお薦めします。

探偵の視点

探偵業務を長くやっていると、違った視点で風景や物事を見てしまいます。

普通の人なら気付きもせずに通り過ぎるような場所でも、探偵は違った視点で見ているものなのです。

例えば、車両尾行の場合、梅田近辺のよく混む交差点だと、尾行する際の抜け道やUターンが可能なのか、どの車線がいつも流れているかなど、臨機応変に対応するために、あらゆる角度から見ています。

東京の某所で張り込みしていたときは、閑静な高級住宅街のイメージのある土地なのに、意外と畑や木々が多く野菜の直売所もあったりして驚きました。

テレビで見て感じていたイメージと現実は、違うものだと気付かされました。

張り込みは長時間同じ場所にとどまっているので、最初は気付かなかった物や、人の動きが見えてくることがけっこうあるものです。

こちらが張り込みをしているのを知らずに、のら猫や鳥、たまにたぬきが、すぐ近くに警戒心もなく現れたときは和みますけどね。

でも、非常に稀ですけど同じところにずっと立っている人物や、怪しい動きをしている人を見かけることもあります。

同業者なのか、ストーカーなのか、泥棒なのか!?

探偵だから見えてくることって意外と多いものです。

浮気の証拠を掴め

浮気や不倫をする人がよく言うのが、「バレなければいいだろう。バレるようなことをするからダメなんだ。」「俺は(私は)絶対にバレない。」というようなことです。

たしかに徹底的に証拠隠滅をして、浮気が見つからないようにしている方もおられることでしょう。

ですが、昨今の報道でもわかるように、不倫や浮気で世間を騒がせている方々が多くいるのも見過ごせませんね。

どうしてバレたのか?

週刊誌の記者や探偵がついて調べられたから...そこまでされたらバレるのは当たり前...と思われる方もいるでしょう。

しかし、そこに至るまでにはパートナーの気付きがなければ、何も始まりません。

日頃から身近に接しているからこそ、夫や妻の些細な変化でも気付かれる人が多いと思われます。

特に女性はその辺の直感が鋭く、一度疑いを掛けられれば中々逃れられないでしょう。

浮気に気付いたら何とかして、その浮気の証拠を押さえたいと考えるのが当然のことです。

まず携帯・スマホから情報を得ようとするのが一般的ですね。

しかし、ロックをかけていたりメールの履歴を消去されていると、証拠を掴むのは困難です。

それでも、何週間もかけてロックナンバーを解読(パートナーが使用しそうな暗証番号を地道に試し続ける。)する方もおられるようです。

そして、ロックを解除し中身を見て浮気の発覚となる…。

「俺は(私は)絶対にバレない。」と自信をもって言える方は、それだけパートナーに信用されていると自負があるのでしょう。

でも、それって信用させて裏切っているのだから罪深いですよね。
この記事を読んで、少しでも改心してくれる方がいればいいのですが。

熱血探偵のつぶやき①

時が経つのは本当に早いものですね。
気が付けばもう3月です。

あと1カ月もすれば、新生活を始める学生や社会人の方々も、多くなると思います。

今はその準備に忙しい方もおられる事でしょう。頑張ってくださいね。

新しい環境で仕事や勉学に取り組むことは、多少の不安があるかもしれません。
しかし、新鮮な気持ちで新しいことができることは幸せなことです。

さて、私の方はどうかといいますと、いつも新鮮な気持ちで探偵業務に邁進しています。

調査というのは案件ごとに違いがあり、決まったパターンなどはありません。

ですので、案件の一つ一つが特別な仕事であると考えています。

その都度、気持ちも新たに案件に取り組むことができることは、私にとっては幸せなことです。

ですが決まったパターンがないので、それだけ臨機応変に対応する場面も多く、的確な判断や決断を必要とします。

けっして楽な仕事ではありません。

でも、私はそんな緊張感のあるこの仕事が、大好きですし誇りをもっています。

探偵としてこれからも、高みを目指し、次なる案件にベストを尽くします!!