近年、“パパ活”という言葉を耳にする機会が増えてきました。一見、若い女性と年上男性の金銭的なやり取りに見えるパパ活ですが、その裏には不倫や浮気の火種が潜んでいるケースも少なくありません。
今回は、大阪・堺市で実際に行われた不倫調査の中でも、特に驚きの内容だった「30人以上の女性と連絡を取っていた既婚男性のパパ活不倫」の実態について、堺で探偵をしている私たちが体験談としてご紹介します。
ある日、妻からの一本の電話から
相談の始まりは、30代後半の女性からの電話でした。
「夫のスマホを見てしまったんです。連絡先に女の子の名前ばかりで…中には同じようなアイコンの女性が何十人も。もしかして、浮気してるのかもって…」
夫は40代半ばの会社経営者。堺市内で小さな会社を経営しており、見た目も若々しく社交的。これまでは特に不審な行動はなかったそうですが、最近はやけに外出が増え、スマホも肌身離さず持ち歩くようになっていたとのこと。
そこで、当探偵事務所に「浮気調査をお願いしたい」とご依頼いただきました。
パパ活アプリで繋がる関係
数日後、対象となる夫の行動を調査開始。仕事帰りに堺駅周辺のカフェで20代前半の女性と待ち合わせし、食事を楽しんだ後、現金を手渡して別れる――そんな“パパ活”的な行動が複数回、確認されました。
それだけでも十分に驚きでしたが、もっと驚いたのはその後の調査結果。調査員が徹底的に張り込みを行ったところ、複数の異なる女性と定期的に会っており、最終的には依頼者様が証拠を突き付けて、自白させたところ、なんと30人以上の女性とメッセージアプリやパパ活アプリを通じて連絡を取っていたことが発覚したのです。
中には実際に肉体関係に発展していたケースもあり、これは単なる「パパ活」ではなく、明確な「不倫」と言えるものでした。
妻の選んだ決断とは
証拠として撮影した写真、やり取りの履歴などを整理し、報告書として依頼者である奥様に提出。ショックを受けつつも、奥様は冷静に状況を受け止めていました。
「こんなにも多くの女性と関係を持っていたなんて…。でも、今は子どももいるし、すぐに離婚という選択はできない」と語っておられました。
その後、奥様は弁護士を通じて法的手続きを取りつつ、ご主人と真剣な話し合いを持たれたそうです。夫は最初こそ否定していたものの、証拠を突きつけられ観念。女性たちとの関係を断つことを条件に、ひとまず家庭を維持する方向でとも考えましたが、やはり、過去の忌まわしい状況がフラッシュバックし、離婚に向けて踏み切ると報告を受けました。
パパ活は新たな不倫の形?
パパ活は「お金と引き換えに会うだけだから浮気じゃない」と主張する男性もいますが、妻の立場からすれば、感情的にも倫理的にも受け入れがたい行為です。実際、私たち堺の探偵事務所にも、こうした“パパ活不倫”に関する調査依頼が近年増えてきています。
浮気調査というと、昔ながらのラブホテルでの密会や職場不倫をイメージする方も多いかもしれませんが、時代とともに不倫の形も変化しています。SNSやマッチングアプリ、パパ活アプリなど、出会いのハードルが下がった今、「うちの夫(妻)に限って…」は通用しない時代なのかもしれません。
最後に|不安を感じたら、ひとりで悩まないで
今回のように、30人以上の女性と関係を持っていたというケースは、実に稀なケースですが、1人でも不倫相手がいるだけで、家庭には大きな影響を与えます。
堺で探偵をしている私たちは、日々多くの浮気調査・不倫調査を通じて、様々なご相談者様と向き合っています。疑念を抱えたまま過ごすことは、心身にとっても大きなストレスです。
「もしかして」と思ったら、ひとりで抱え込まずに、専門の探偵に相談してみてください。事実を知ることで、今後の人生をどう歩むべきかが見えてくるはずです。