秋雨

今年の秋は雨の日が多いですね。

当然、張り込みや尾行も雨の中、やらねばなりません。

雨の中、車内で張り込みできるのが理想です。

立ち張りの場合、屋根がある場所があればラッキーです。

でも、何も雨をしのぐものがなければ、傘をさしての張り込みになり、足下は濡れてしまいます。

と言っても、傘をさしての立ち張りは、さすがに目立つので、長時間は無理です。

しかし、雨が本当によく降ります。このブログを書いている今も、降っています。

今年はまだ秋のカラッとした陽射しを、浴びてないような気がします。

関西は例年通りの暑い夏でしたが、関東、東北は冷夏のようでした。

ここ最近の異常気象は本当に「どうかしてるぜ!」と空に向かってツッコミを入れたくなります。

そんなことしても、しょうがないですけど、ジメジメした雨はもう勘弁してほしいですね。

やっぱり、カラッと晴れたポカポカ陽気のお天気が熱血探偵は好きです。

歌舞伎町ロボットレストラン

秋の香り、銀杏。

大阪某所での調査で、予想しない事態に見舞われました。

調査班は3名、大型マンションから対象者が現れるのを待ちます。

私は車内からエントランスを張り込み、その他の2名が裏口と駐輪場を張り込んでいました。

数時間が経過した頃、自転車で現れた対象者がけっこうなスピードで出て行きました。

すぐに連携プレーで対象者を追います。

事前に自転車を準備しているので、すぐに追いつき尾行体制に入ります。

こちらは、少し距離をおき、連携を取りながら車で尾行をします。

しばらく尾行をし、対象者が公園に進入したとの連絡を受けました。

私も急行し、徒歩で公園内を捜索しましたが、すぐに出たとの連絡を受け、車に戻りました。

その後、対象者は買い物だけして、マンションに戻りました。

再び、張り込み再開です。

しばらくして、車内にやばい匂いが漂っているのに気付きました。

臭い!! 何だ、この匂いは?

記憶をたどり、思い当たったのが公園… まさか、犬か猫のウ〇コをふんでしまったのか!?

いや、違う。そういえば、何かの実が沢山落ちていたような…

銀杏!! そうです。銀杏の実が大量に落ちていた公園を歩き回っていたのでした。

これは、堪りません。臭いなんてもんじゃないです!呼吸が困難な状況です。

かと言って張り込み中にエントランスから目を離すわけにもいきません。

結果、小1時間ほどして対象者が出てくるまで、鼻で息を吸うのを止め、口呼吸で耐え抜きました。

尾行しながら靴の裏を見ると、銀杏の実がこびり付いておりました。急いで叩き落とし、尾行続行です。

なんとか、無事に調査も終了し、一安心しましたが、酷い目に遭ってしまいました。

みなさんも秋のこの時期に公園を散策する時は、気をつけて下さい。

車内で嗅ぐ銀杏の香りは、ハンパないですよ。

銀杏

探偵あるあるの大移動!今年の夏の思い出。

「福岡に応援来て頂けますか?」との調査依頼から長い1日のスタートが幕開けしました。

前日に長時間の張り込みを終え、当日の朝から新幹線で移動開始です。

お昼過ぎに現場に到着し、打ち合わせをすませて、すぐに張り込み開始です。

睡眠時間は十分、新幹線の中でもゆっくりできましたし、体調万全で張り位置につきました。

既に数日間に渡って調査に入っていた代表は、アポイントの為に帰阪します。お疲れさまでした。

さて、真夏の車内は激暑ですが気合十分でカメラをスタンバイし、対象者を待ちます。2時間が経過し、先輩の調査員の方と交代してから、すぐに動きがありました。

タクシーがやって来て、対象者が大きめのキャリーバッグを引いて現れたのです。

すぐに運転席に飛び乗り、尾行体制に入ります。やがて移動を始めたタクシーは快調に進み、最寄りの駅に到着しました。

先輩はすぐに車を降りて、徒歩尾行に入っています。こちらも教えてもらったパーキングに入庫し、ダッシュでホームへ向かいます。徒歩尾行の開始です!

最寄り駅から新幹線に乗り換え、対象者が辿り着いたのは、大阪でした。

対象者は重いバックを持っての移動なので、こちらとしてはやり易いのですが、一概にそうとも言えません。

なぜなら、この対象者はよく迷う!キョロキョロする。移動するスピードが遅いのです。

何度もニアミスをかわして、地下鉄で移動し、最後は徒歩で目的地に到着しました。

依頼者様から解除指示を頂き、調査終了の安堵も束の間、車両を取りに戻らねばなりません!

既に大阪から一往復していましたが、急いで新大阪に戻り新幹線でとんぼ返りです。

鉄道ファンなら最高の贅沢かもしれませんね。

しかし、私達は仕事なので、予定もありますし急いで戻ります。

福岡に到着した頃には、夜になっていましたが、ここから車で大阪に戻らなければなりません。

先輩は自分の車両を、私は調査車両をそれぞれの車に乗り込み、出発です。

なんとか帰阪したころには深夜になっていました。

1日にまさかの2往復でした。

探偵ならではの移動ですが、こんな調査もたまにはいいもんです。

いい経験ができた今年一番の移動距離でした。

まだ今年中に更新するかもしれませんが、楽しみの一つにしておきます。

新幹線

浮気率の高い職種とは?

調査案件の報告書を作成していましたら、ふと気付いたことがあります。

なんか対象者にお医者さんが多くないか?

開業医から院長先生、大きな病院に所属する内科医、外科医さんと、お医者さんも色々ですが、そのほとんどを調査したことがある!

確かに医師って肩書きはモテそうですが、現実もそのようですね。

次にマッサージ師とかスポーツインストラクター系ですが、こちらも多いですね。

やはり、出会いの多い職場で、指導や相談にのる機会も多いので、「惚れてまうやろ〜」的な世界が繰り広げられているんでしょうね(笑)

最近でも女優さんがお医者さんとニュースになっていましたし、「ヤバイ、明日は我が身か…」などと焦っておられる方も少なくないのではないでしょうか?

今年も残すところ、3ヶ月ほどですか、対象者がお医者さんの調査に入る気がします。なんとなくですが(-_-;)

そばやの庭

バイク尾行で気付いたこと

先日、対象者の勤務先を割り出す調査をしました。対象の通勤手段はバイクで125ccのいわゆる小型二輪を所有していました。

昔の小型スクーターのイメージだと原付よりは早いが、大した加速性能はないくらいのものでしたが、最近の小型スクーターは中々、侮れない性能なのです。

小回りがきき、しかも加速するスピードも速く、あっという間にトップスピードに到達してしまう。(オートマギアの性能が格段にアップしているようです。)

私のバイクは250ccのオフロードバイクで、小回りが利き加速性能もいいのですが、単気筒なので高速走行はいまいちな感じです。

80kmくらいならなんともないのですが、高速道路でそれ以上出るとエンジンが唸ってるというか、少々キツいですね。

さて、尾行の方はと言いますと、最初は余裕だと思って着いていったのですが、走るにつれて激しい走りに変わってきました。

こりゃ、飛ばし屋さんではないですか。すり抜けは当然、直線はフル加速といったところです。

小型スクーターで所詮125ccでしょっと余裕だったのですが、少々侮り過ぎたようです。

途中から、バイク性能は互角と判断し、事故にも十分に注意を払いながらの尾行となりました。

無事に勤務先に到着し、証拠はばっちり押さえることができました。

しかし、最近のスクーターの性能は凄いですね。後方から見ていても、あっという間にトップスピード(100kmくらい…)に到達です。

中型400㏄の4気筒くらいなら、3速ギアで余裕の100km超えですが、単気筒では…さすがにね。

今までに10台以上のバイクを乗り継いできて、キャリアは20年ほどありますが、バイクも一昔の流行したタイプではないタイプのバイクが最近は多く走っています。

2ストロークバイクは排ガス規制の観念から、ほぼ絶滅危惧種となってしまい、独特のエンジン音を聞く機会も限られた感がありますね。

ゆくゆくはバイクもEVとなってゆくのでしょうか?シュワンツ、レイニー、ガードナー全盛時代を知るバイク乗り世代としては何か熱いものが失われてゆく感じがして、寂しい物があります。

フォーミュラワン(F1)もエンジンの規制やルールに縛られ、つまらないレースとなってしまい人気も右肩下がりのようです。

セナやプロスト、マンセル、シューマッハ、中嶋がいた時代の熱い激闘が今では遠い昔の伝説のようですね。

少々、話が脱線してしまいましたが、バイクでの尾行は危険が伴いますし、十分な危険予知をして取り組まなければなりません。

自分がしっかり運転していれば大丈夫とは言い切れないのです。車を運転している側から見れば、小さく発見が遅れがちになり、しかも予測不能な動きをする。

そういったことも含めて車の運転者目線が、バイク尾行をする上では求められると思います。

今回、尾行した飛ばし屋さんも危なかしくって見ていられませんでした。事故に遭う前に要所を押さえた運転技術と、無謀に飛ばす運転の違いに早く気付いてほしいと願うばかりです。

最近は肌寒くなり、バイクで風を切って気持ちよく走る季節はあと少しで終わりそうです。寒くなると防寒対策が必須となります。

以外と冷たい冷気を切りながらバイクで走るのも気持ちいい物です。防寒ができていないと、寒くてそれどころではないですけどね。

ネックウォーマーとヒートテックを着るだけで全然違いますので、これからバイクに乗る人は試してみてください。そんなの常識という方は更なる防寒対策を教えてくださいね。

オーストラリア ロードステーション

中秋の名月

関西某所にて対象車両を尾行中に「綺麗な月!」と後部席より一言が。

ふと対象車両から月に目をやると真ん丸お月様が。

と同時にラジオから「今日は中秋の名月です。」との声が。

ハモりましたね。とタイミングの良さに先輩の調査員の方としばし談笑です。

もうそんな季節なんやな〜。

ついこの間まで、暑いと思っていたら最近は、めっきり肌寒くなってきました。そして、調査の帰り道に、この秋初めてヒーターをつけました。

秋ってなんでこんなに短いもんですかね。やがて寒い冬がやってきます。

この季節のかわり目には体調を崩しやすいので、みなさん十分気を付けてくださいね。

もちろん、私も体調管理は万全です。

中秋の名月

夢の街ラスベガスが…

無事に調査を終えて、車輌を駐車している場所に戻る途中に、先輩の調査員の方とラスベガスの銃乱射事件の話をしました。

ラスベガスの事件ニュース見ました?
私はそのニュースを事件の二日後に知ったのですが、衝撃的な映像でした。

アメリカでは頻繁にこの手の銃乱射事件が多く、正直言って驚きは、あまりありませんでした。
ニュースに慣れてしまった感が少しあります。

しかし、話をしていく内にその銃撃の音が罪のない無関係な人々を殺戮している音だと理解すると、とても悲しくやり切れない気持ちになりました。

ラスベガスは日本人の観光客にも人気の場所です。

調査員の方も、行ったことがあり大好きな街と話しておられました。
そんな街を恐ろしい事件で人々の記憶に残り、本当に影響は計り知れないと思います。

銃社会のアメリカでは、規制は難しいかもしれませんか、対応が急務なことは間違いありません。

今は亡くなられた方のご冥福と、これ以上犠牲者が増えないことを祈るしかありません。

夏の風物詩・花火大会

8月に入りあちこちで花火大会が開催されています。

先日はPL花火、淀川花火、神戸花火と大きな大会が立て続けに開催されました。

堺でもこの前、大浜で花火が上がっていました。

残念ながら、どの花火大会にもプライベートでは行っていません。

しかし、調査では既に2回ほど花火大会に行っています。

地方の大会でしたが、やはり地元の大きなイベントとあって人の混み具合はどこも似たようなものです。

調査ですので対象者と相手が、親密な関係である証拠を押さえるのですが、これが中々難しいのです。

群衆の中に入って、流れに乗ってどんどん進んでいくと、尾行すら危うい状況となります。

人の流れがぶつかり、おしくらまんじゅう状態にでもなれば、対象者のすぐ後方にいないと一瞬で見失ってしまいます。

群衆を抜け出して先回りとか、群衆の外から捉えることは、ほぼ不可能です。やっと、対象者達が腰を下ろして場所を確保し、花火大会が始まります。

こちらも、少しは落ち着いて花火でも観賞できるかと思っていたら大間違いです。

浮気をしている対象者の中には、落ち着きがなく、動き回るの対象者もいるのです!!

夜空には綺麗な花火が打ち上げられているのに、急に立ち上がったと思ったら屋台で並んでみたり、気分が変わったのか、また別の屋台へ。

群衆をかき分け進んで行ったら、急に振り返り花火を見る。

群衆の中にいるので、こちらもそれほど驚きはしませんが、さすがにイラッとします。

会場を屋台と花火を見ながら歩き回り、疲れたところでやっと道端に座って花火観賞をしてくれました。

並んで座り、寄り添ってスキンシップを取りだせば、証拠撮影のチャンスです。

しかし、暗い…。シルエットは撮れても顔の細部までは厳しい。

そこでアーチネクストの秘密兵器が登場します。代表が肩にかけて持ち運んでいましたが、

やっと出番がやってきました。(少々重いので長距離移動が大変)

さっそく、撮影を開始します。

何度、その暗視撮影の威力を見ても驚いてしまう明るさです。

対象者とその相手の顔が、鮮明に花火にも照らされてるのがわかる映像が撮れました。

さらに状況をわかり易くするために、花火をバックに対象者達を撮影します。

こうして今年に入って、2回の花火大会の調査は、十分な証拠を押さえることができました。

あと何回、花火大会に向かう対象者達がいるかわかりませんが、確実に証拠を押さえてみせます。

この撮影機材があれば、言い逃れをすることは不可能です。

というか画像を見せられたら、あまりにも鮮明なので驚きの声を上げる事でしょう。

花火大会2 花火大会2

最近流行りのキャラメルラテ

真夏の太陽がギラギラ照りつける中、いかがお過ごしでしょうか?

しかし、「暑いですね!」

調査終了時に生ビールで「ク~」と唸りたい気分です。(もちろん、電車移動のときだけです。)

ところで、最近、アーチネクスト探偵事務所でプチブームになっているものがあります。それはセブンイレブンのアイスキャラメルラテです。

と言っても今のところ代表と私のお気に入りですが...

代表の一押しということで調査終了時に飲んで、その旨さに驚きました。

アイスキャラメルラテをレジで精算し、フタを開けてセブンカフェで、こいつに注ぐのは「カフェラテ」ではなく、「アイスコーヒー」です。

飲んでみて驚愕するのが、その完成度の高さです。

キャラメルラテのレベルとしては〇ター〇ックスに並ぶのでは?と思えるほどです。

しかも200円です。なんとリーズナブルでこの旨さ!!

けっしてセブンイレブンのステマではありませんよ。

試しに飲んでみてください。

きっと納得されることでしょう。

さあ、明日の調査も、夏の暑さをものともせず頑張ります。

キャラメルラテでテンション上げていきましょう。

アイスキャラメルラテ ふたオープン

 

コーヒー投入 キャラメルラテ完成

 

 

探偵必須の距離感

探偵にかかせない能力の一つに距離感があります。

尾行、張り込みでその能力がフルに活かされます。

レベルの低い者は、失尾や覚知に即、繋がってしまいます。

探偵の方はこの「距離感」について、すぐに理解ができると思われますが、一般の方にはわからないことでしょう。

そこで、簡単にこの「距離感」について説明します。

まず、尾行時の距離感ですが、徒歩尾行や車両尾行にしても混み具合、人や車の密度が重要なポイントです。

人ゴミの中を尾行する場合、距離を詰めないと、すぐに見失ってしまいます。

逆に人通りが少ないのに近くにいたら目につきますよね?

車両尾行の場合も要領は同じです。

混んでいれば詰める。空いていたなら、距離を取るです。

それは解ったけど距離はどれくらい?

すいませんが、それは探偵によって様々です。そこは探偵のレベルによるというしかありません。

なので経験の豊富な調査力の高い探偵が、絶妙な距離感を身につけています。

私ですか? 勿論、身につけています!

代表のレベルにはまだまだですが、調査力を認めてもらい、幾つもの案件で証拠を押さえています。

そんな私から見ても、凄いレベルの代表であっても「調査は日々精進です。」と教えてくれます。

ですから熱血探偵は努力を怠らず、調査力アップに邁進します。

人ごみ