熟練探偵の警戒案件対処法ファイナル

電車を下りた対象者と相手女性には警戒心があります。

熱血探偵と相棒は人混みに紛れて徒歩尾行に入ります。改札を先に出た対象者が振り返り、女性が改札を出るのを待っています。

こちらは別の改札から出て、相棒は改札内から様子を見ます。

女性が改札を出て、対象者と歩き出しました。

情報通り、並んで移動せずに前後に距離を取って周辺を警戒しながら移動しています。中々の警戒振りに、相棒とインカムで連携しながらの尾行となります。

対象者達は一定の距離を取りながら、駅構内を移動していきます。

人が多い場所なら大丈夫ですが、少なくなると厳しい状況です。

対象者達がエスカレーターを上がって、ホテルのロビーに繋がる通路に入りました。

行くしかない!ギリギリの距離感をキープしつつ、相棒と交互に追尾します。

女性は偶に振り返り、追尾者を確認する素振りはあるものの、こちらを凝視するようなことはありません。

何とか、ホテルのロビーに到着し、対象者がチェックインのために、フロントに行きました。女性はその後方から周辺を見回しています。

相棒と二手に分かれて、チェックインする対象者と女性を撮影します。運良くロビーは人で混雑していて、こちらは宿泊客に紛れることが出来ました。

チェックインした対象者達はエレベーター(宿泊カードで部屋の階にしか止まらない)で5階に上がりました。

部屋までは、流石に特定は出来ませんでした。しかし、階数と部屋の位置はある程度わかったので良しとします。

その後の調査は警戒も薄れ、やり易くなり、出かけた場所やホテルの出入りなど、全ての証拠を押さえることができました。

結局、同じホテルに一泊して、翌日の夕方くらいに終了となりました。久々のハードな調査で、体力的にも疲れましたが、相棒のおかげで大分、助かりました。感謝です。

依頼者さんにも喜んでいただき、熱血探偵と相棒はモチベーションが格段にアップしました。次回の調査もどんな相手であろうと、臆することなくベストを尽くして参ります。